40歳を過ぎてもロクに仕事ができない!
今までの人生、いったい何をしてきたんだろう?
「あの人って40代だよ!あの年で仕事できないってかなりヤバイでしょ~www」
なんて陰で嘲笑われているかもしれない・・・
そんな危機感を覚える40代は、この世の中にも結構いたりするようです。
まあ、私も基本的には似たようなもので、同じような気持ちを抱いたこともあります。
「でも、ご安心ください!」
この記事を最後まで読めば、40代で仕事ができなくて辛い思いをしているあなたでも、簡単にそこから抜け出せます!そして次にあなたを待っているのはバラ色の人生・・・
みたいなことは決して言いませんが、ちょっと意識して行動を変えれば改善できることはあります。
現状を変えるというのは、決して生やさしいものではありませんけどね。
もくじ
仕事ができないとは?
よく「私、仕事ができなくて辛いんです。どうしたらいいですか?」と口にする人はいますが、それって漠然としていますよね?
漠然とただ「仕事ができなくて辛い」と言われても、いったいどんな状況で何に対してそう感じているのかが聞き手には伝わってきません。
実は、この漠然としたものの言い方に「仕事ができない」と思わせる要素が入っていたりするんですけどね。
単に「どうしたらいいですか?」と聞かれても、これじゃ答える側も困ってしまいます。
場合によっては「がんばってください」としか答えようがなかったり・・・。
だって、これじゃあまりにも質問が漠然としていて具体性がないから、的確なアドバイスなんてできませんよね?
普段の仕事も同じで、その作業は何のためにやっていて、何をどのような工程で取り組んでいるのかが明確になっていないと、きちんとした判断はできないですし、目的地(ゴール)にたどり着くことも困難です。
仕事ができない人の多くは、何事においても漠然としていて具体性に欠ける場合がほとんどだったりします。
まずは、問題点を明確化して原因を究明することが重要ではないかと。
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問題点の可視化
仕事ができなくて辛いと悩む人たちの質問が漠然としている原因には、たしかに焦りや緊張、自信のなさなどもあげられますが、実際に一つ一つ書き出してみると問題点が可視化されて具体的になります。
たとえばこんな感じ↓
- 仕事の指示や目的が理解できない
- 要領よく仕事を進めることが困難
- 作業の優先順位がつけられない
- 時間内に作業が終わらない
- すぐに焦ってしまってパニックになる
- 的確な判断ができない
- 自分の行動が正しいかどうか自信が持てない
- ミスして上司に怒られると思うと怖くて固まってしまう
何をもって仕事ができないかは人それぞれですが、だいたいの場合、↑のように書き出してみると、これまで漠然としていた頭の中が整理されて明確になります。
あとは、書き出した一つ一つに対して、どのように対処していくかを考えるだけです。
やはり頭の中で漠然と「仕事ができなくて辛い!どうしよう!」と焦ってパニクるよりも、一度落ち着いて問題点を書き出すことで可視化してみるというのは重要ですよね?
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仕事についてきちんと理解できない
40代になっても仕事ができないと言われる人たちの多くは、与えられた仕事に対してきちんと理解できていない場合が多いようです。
まずは仕事の目的(ゴール)、工程(プロセス)、やり方(手段)といった全体像の把握と、自分に割り当てられた仕事が全体像のどの部分に位置するのか、そのために必要な作業や時間などを理解する必要があります。
そうしないと、何のために自分がその仕事をしなければいけないのかが曖昧になってしまいますからね。
少しでもわからないことがあるなら恥ずかしがらずに、その仕事の責任者でもある上司に具体的な質問をして、明確になるまで確認すると良いでしょう。この場合、上司にとって確認ミスは自分の責任になるので協力せざるを得ない状況となります。
しかし、上司がその辺のことをまったく理解していない場合もあるので注意が必要です。
立場だけでまったく仕事ができないような無能な上司も昨今では問題視されていますからね。
がんばるだけで結果は出ない!
仕事ができない人の「がんばっているアピール」は、ほとんど効果がありません。
あと、「こんなにがんばっているのに認めてくれない」みたいな愚痴も意味がないと思って良いでしょう。
そんなことをいくらアピールしたところで、現状が良い方向に変わることほぼないと思います。
いくらがんばっていても目的(ゴール)から遠ざかっていては、エネルギーの無駄遣いです。
でも、不思議なことに言葉には出さなくても、かんばっている形跡がどこかにあれば「がんばってるじゃん!」と気づいてくれる人もいたりするんですよね~
たとえば、さっきの問題を可視化するために書き出したメモなんかも、立派な努力している形跡の一つです。
これは実際にあった話なんですけど、昔私が働いていた会社でデスクの上がメモ書きで散らかっている人がいたんですよ。
その人はいつも仕事が遅いなんて言われていましたが、たまたまメモ書きを目にした年配の上司が、ある日突然、彼に対する評価を改めましたからね。
それ以来、その年配の上司は要領の悪い彼に対して親身になってアドバイスするようになって、いつの間にか彼の仕事が遅いといった問題も改善されていました。
がんばっていることをアピールするより、どんなに些細やことでも努力の形跡を残すことが大事ですよね?
しかし・・・もしも、このメモ書きをデスクに散乱させておくというのを当時の彼が計算してやっていたとしたら、それはそれでまたすごい策略だなあ・・・なんてことを考えてしまいます。
まあ、決してそんなわけはないと思いますけどねw
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向いていない仕事は難しい
世の中には無数の仕事がありますが、当然、人によっては向き不向きがありますよね?
一般的に考えると、向いていない仕事よりも向いている仕事をやった方が生産性は上がります。
何も「仕事ができなくて辛いなら今すぐ辞めて転職しろ!」と言いたいわけじゃありませんよ!
会社内の違う部署に異動させてもらったりもできますからね。
また、仕事の適正や相性が原因ではなく、人間関係によって精神的に負荷がかかって本来の実力が発揮できないなんて可能性も考えられます。
一度、自分が働いている職場の人間関係や環境を見直して、↓の関連記事を参考に問題点を書き出してみてはいかがでしょうか?
ここでも問題の可視化は重要です。
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コミュニケーションとタスク管理
仕事ができなくて辛いという人たちが抱えている問題は、細かく追求すればキリがないわけですが、整理すると主にこの2つに集約されるのではないかと。↓
- コミュニケーション
- タスク管理
そして、↑の2つはお互いに影響し合うので注意が必要です。
たとえば、「仕事が遅くて上司に怒られるのが怖い。だからいつもビクビクしてしまって自信が持てない。」という人がいたとしましょうか。
この場合、「仕事が遅い」というタスク管理の問題が、上司を怒らせたり、自信喪失といったコミュニケーションにも影響を与えて、さらに深刻化していますよね?
つまり、複合的にこの2つを見ていく必要があるということです。
仕事で問われる4つのコミュニケーション力とは?
仕事をする上で問われるコミュニケーションは、主に↓の4つではないでしょうか?
- 読解力
- 理解力
- 質問力
- 伝える力
↑はいずれも仕事を進めていく上で「報・連・相」にも大きな影響を及ぼします。
「報・連・相」に問題があると、意思の疎通が困難になるため、周囲の協力を得られる機会も奪われます。
では、簡単に触れていきましょうか。
読解力に問題がある人
まず読解力なんですが、メールの文面や資料をきちんと読めるかどうかは基本かなと。
一文のみを切り取って拡大解釈したりして誤解する人も、仕事ができない人の特徴だったりします。
よくツイッターとかで誰かの揚げ足をとって騒いだり、悪質なクレーマーみたいな人と似てますね?
読解力に乏しい人の多くは、「その文章がどういう文脈で書かれているのか」を理解せずに、独自の解釈で物事を判断してしまうケースが多いようです。
思い込みで断定的に物事を捉える人もいますね。
読解力を鍛えるために普段から本や文章を読んでトレーニングしておくと良いでしょう。
理解力に乏しい人
仕事の指示や取引先とのやり取りが理解できないという人の多くは、放たれた言葉を瞬間的にしか認識できず、相手の意図を汲み取ることが苦手だったりします。
言葉というのはどうしても不十分だったり、誤解を招くようなことも多かったりするものです。
とくに理解力に乏しい人は、相手の意図を間違って解釈してしまって仕事に悪い影響を及ぼす可能性が高いんですね。
この場合は、ちょっと面倒かもしれませんが、相手の意図が明確に理解できるまで具体的に質問するのが安全だと思います。
もしかしたらウザいやつだと思われる可能性もありますが、仕事の指示や取引先とのやり取りを間違って解釈して、あとで取り返しのつかない事態になるよりはマシではないでしょうか?
質問する場合は、できれば具体的なメモ書きを用意して「ここは、こういうことですか?」といった感じで、一つ一つ確認していくと良いでしょう。
質問力がない人
先ほども書きましたが、内容が漠然とし過ぎている質問には、的確な答えは返せません。
一般の仕事とはちょっと離れますが、たとえば「ブログで稼ぎたいんですけど、どうしたらいいですか?」という質問も内容が漠然とし過ぎているため、答える方も相手が知りたいことをあれこれと探る必要性が出てきて、結果的には無駄に手間と時間を消費させられてしまいます。
仕事でも漠然と「ちょっとここ、わからないんですけど?」なんていわれても、実際に「ここ」とは具体的に何を差し、何をした結果、どこの部分がわからないのかまでは把握できません。
質問力のない人というのは、言葉足らずで具体性がない場合が多いんですね。
一度、その漠然とした疑問を書き出して整理してみると良いでしょう。
少なくとも↓の項目は明確にしておく必要があります。
- どこのどの部分がわからないのか?
- 自分はどうしたいのか?
- 何を試みたか?
- どんな状況に困っているのか?
質問をするということは、相手の時間を消費させる行為でもあるので、できるだけ相手が答えやすいように配慮する必要があるということです。
この「相手への配慮に欠ける」というのが仕事ができない原因だったりする場合も多いですからね。
伝える力の重要性
仕事ができるとか、できないに限らず、伝える力がないゆえに苦戦を強いられる人もこの世には多いのではないでしょうか?
男性の場合は、仕事の効率や生産性に囚われて相手の気持ちが置き去りになってしまったり、女性の場合は単なる感情論になってしまったりといった感じで、性別によってもその特徴は違います。
とくに仕事においては、自分一人ではないですし、感情論を主張したところでうまくはいきませんよね?
自分の言いたいことよりも、どうすれば相手に伝わるかが重要です。
やはりここでも具体性と明確化が大事だったりするわけですよね。
あとは、結論から伝えること。
結論を最後に持ってくると、回りくどいし、重要な部分がボヤケてしますんですよね。
そして簡潔に伝える。
その点LINEでのやり取りは短文で便利なところもあるんですけどね。
たとえば、LINEで「●●は◯◯ですよね?」と簡潔に伝えたとして、相手の答えはYESかNO、何かあれば必要なことは突っ込んでくるので、会話のキャッチボールが可視化できて便利な面もあります。
しかし、この伝える力が一番難しいのかな・・・責任のある立場の人でも何を言ってるのか全然伝わってこない人も多いですからね。
また、文章で伝える能力を磨くには、ブログを書くというのも良いと思いますよ。
仕事の優先順位と時間の管理
- 仕事の優先順位がつけられない
- 決められた時間内に仕事が終わらない
↑のような悩みを抱えている人って結構いるんじゃないかなと思います。
タスク管理という言葉がありますが、まさにそこに問題ありといった感じでしょうか。
やらなければいけないことが多すぎて、ついて行けずキャパオーバーになってしまう人もいますからね。
この場合は、まずはやることよりもやらないことを明確化した方が、結果的にやることが減るので良かったりします。
つまり、やらないことを明確化するのは、やるべきことを絞り込むことなんですよ。
やるべきことを絞り込むことができれば、それが必然的に優先順位の高い仕事となりますよね?
あとは、絞り込んだ「やることリスト」を見て、緊急性の高い仕事から処理していけば良いというのが一般的です。
ビジネス書にも似たようなことが書かれていますよね?
とはいえ、立場的に自分の勝手な判断で、仕事の優先順位を決めることが許されない場合もあるでしょう。
そういう場合は、上司に書き出した「やることリスト」をチェックしてもらえばOKです。
優先順位が決まったら、一つの作業にどれくらいの時間を要するのかを割り当てて、実際に時間内で仕事を終らせることを意識して取り組んでみると良いでしょう。
ほとんどの場合、自分の思い通りにはいきませんが、とりあえずはそれでもOKです。
あとは、反省しながら何度もやることリストを見直して、改善していけば良いのですから。
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仕事ができるようになるよりコミュニケーションが重要?
仕事ができなくて辛い思いをしている40代の方が、どうすれば良い方向に行けるかを自分なりに考察してきましたが、私としてはコミュニケーションの取り方がもっとも重要だと考えています。
あくまで私にようなアラフォーになってもロクに仕事ができない最下層の考えることですけどね。
この年になっても能力が低いんだから、スキルの向上を目指して20年以上ガチでやってきた人たちと並ぼうなんておこがましい話なんですよ。
だったら、それ以外の部分を提供して周囲に助けてもらいながら、足を引っ張らないようにやっていくしかありません。
もちろん努力するのは当たり前ですよ。
そのためには、ある程度、仕事ができなくても許されるキャラであることが重要になってくるんですけどね。
決して仕事なんてできなくても良いわけじゃないので誤解のないように!
「決して優秀ではないけれど、職場では欠かせない存在」っていうんですかね?
たまにいると思うんですよ。
対して仕事ができるわけじゃないんだけど、いつも誰かに助けてもらって得をしているように見える人って。
やはり、多少仕事ができなくても、細かい気配りができたり、職場のエースが少しでも良い結果を出せるように環境面でサポートできる人というのは愛されやすいという事実がありますからね。
直接会社の利益につながる成果ではないけど、こういった地味な場所で普段からコツコツ信用と積み重ねておくと、多少は仕事ができなくても周囲の人たちが協力してくれたりして何とかなったりするものです。
たとえるなら、野球部のマネージャーみたいなポジションですね。
もちろん、救いようのないほど劣悪な超絶ブラック企業では通用しないかもしれませんけどね。
職場の環境が劣悪だと、妬み嫉みの対象となってしまう危険もありますからね・・・
とくに女性ばかりの職場だと↓のような問題もあるので気をつけましょう!
あと、とくに年配の上司なんかは、仕事の成果よりも「根性がある」とか「覚悟がある」とか「粘り強い」みたいな精神論が好きな人も未だにいるようです。
とくに男性の場合は、怒られても諦めずに何度も挑戦し続けて、喰らいついていけるような人は、こういった精神論好きの上司に気に入られると、直接力になってもらえたりしますからね。
先ほど例に出した私が昔働いていた会社の「仕事が遅かった男性」が、まさにそんな感じでした。
彼は決して仕事はできないけれど、努力の形跡を目の当たりにした上司に「コイツは根性がある!」と認められて、そこから一気に伸びましたからね。
まあ、まずは変なプライドは捨てて、仕事ができない自分を認めることですね。
「仕事ができない」という問題が明らかになることで改善策も立てやすくなりますし、いつでも周囲が協力してくれるような信頼関係さえ構築できていれば、自分一人で思い悩むこともなくなります。
逆に変なプライドにこだわって実際は仕事ができないのに「自分はできる」と思い込んでいると厄介です。
決して甘えや依存ではなく、「仕事ができない」という等身大の自分が自然と周囲に認識されていて、困った時には気兼ねなく「助けて!」と言える状況を作るには、やはり常日頃からのコミュニケーションがもっとも重要な役割を果たしていると思うんですよ。
シンプルにまとめると、「自分の弱さをさらけ出すことで、いかにそれを強みにできるか?」は日頃の小さなコミュニケーションの取り方次第で決まるということですかね?
誰もが「オレが!ワタシが!」といきり立っている時代なので、あえてそこを目指さず、自分は一線で戦っている人を細やかながらも支えるという地味なポジションを取りに行って、周囲の力を借りながらコツコツやっていくという雑魚キャラ戦略も有効かもしれません。
「弱さは恥だ!克服すべき!」みたいな風潮が生きづらさの原因になっているような気もするんですね。強いものこそ正義みたいな。
考え方によっては、弱さこそが最強の武器になる場合もあるんじゃないかなと・・・。
もしかしたら、自分の弱さを武器にできる人が最強なのかもしれません。
とくに40代になると、仕事面においてもいろいろと辛くなってくるものです。
後先のことを考えて、思い悩むことも増えるでしょう。
もちろん、歳を重ねるほど自分の弱さを人前でさらけ出すことが難しくなる気持ちもわかります。
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