以前、当ブログでも40代の離婚率について取り上げたことがありますが、恋愛と違って実際に離婚するとなるといろいろ大変ですよね?
結婚当初は幸せな暮らしを想像していたことでしょう。
しかし、夫婦生活もそれなりに長くなってきて、良くも悪くも慣れてくると想像していたのとは違う現実に直面するものです。
私も離婚経験者なので、今あらためて結婚していた頃を思い返してみると心当たりがあったりします。
また、最近では身近に離婚を考えている友人がいたりするので相談を受ける機会もありますが、離婚間近の夫婦というのは、どうやら特徴があるようです。
現在、離婚までは考えていないけれど、これからお話しする離婚間近の夫婦の特徴に少しでも該当する場合は、なるべく早い段階でうまく特徴や原因を押さえて対処できればお互いの関係を修復することも可能です。
もくじ
離婚寸前の夫婦の特徴
離婚寸前の夫婦には特徴があったりします。
離婚寸前というわけですから、夫婦間のコミュニケーションは冷めきっています。
しかし、お互いの関係性がこの段階まで行く前であれば、対処することは可能です。
では、離婚寸前の夫婦の特徴について主なものを挙げてみましょう。
- 会話がない
- 喧嘩はたまに大喧嘩する程度
- 自分の時間だけを優先するようになる
- パートナーに対して無関心
↑はいずれも夫婦間のコミュニケーションにおいて生じます。
夫婦間のコミュニケーションがいかに大切かというのが、あらためてわかりますよね?
では、なぜ離婚寸前の夫婦にはこのような特徴が表れやすいのか、ひとつひとつ考えていきましょう。
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会話がない理由は単純に話したくないから
夫婦間の会話がまったくなくなる理由は、単純に相手と話をしたくないからです。
たとえば、時にはぶつかり合って話もしてきたけれど、これ以上何を話してもムダだと悟ったら会話もなくなりますよね?
会話がないのは、「話をしてもムダ!」という結論に達したということです。
また、一度、会話がまったくない状況が続くと、話し合いをしたくてもどのように切り出していいかわからず、気まずい雰囲気になることも多いでしょう。
そのうち、だんだんとお互い口を聞かなくなっていったりします。
夫婦喧嘩はたまに大喧嘩する程度
夫婦間の関係性が悪化すると、なにかとお互いの不平不満が爆発して喧嘩になることも増えます。
しかし、喧嘩できるうちはまだ良いほうです。
離婚する夫婦の会話パターンとは?夫婦喧嘩が絶えない場合は注意!
喧嘩するということは、お互いが自分の気持ちをぶつけ合うことで、まだ夫婦間のコミュニケーションがとれているという状態ですからね。
なので、夫婦喧嘩が絶えないうちというのは、まだ離婚寸前という段階には至っていないと前向きに考えることができます。
離婚寸前までいくと、喧嘩する気力も失せますからね。
パートナーの相手をするのが時間のムダに思えて、バカバカしくなるのです。
ただし、こうしている間にも離婚するかどうかハッキリしてほしいという欲求は高まっていきますし、当然、相手に対しての嫌悪感も募ります。
その結果、ちょっとしたことで一気に爆発して、それが離婚を切り出すタイミングになることも・・・?
自分の時間だけを優先
女性の場合、結婚当初は家事をしたり、食事の準備にも積極的だったのに離婚間近になると、夫の衣類を洗濯したり、食事を作るのが嫌になったりします。
また、男性の場合であれば、仕事が終わってまっすぐ帰宅するのが嫌で寄り道したくなることもあるでしょう。
お互い同じ家の中にいるだけでも重く気まずい雰囲気が漂うので、極力、パートナーとは関わりたくなくなるというわけです。
その結果、自分の時間を最優先するようになっていきます。
子供がいる家庭であれば、できることならパートナーには子供と触れ合ってほしくないという人もいるようです。
相手に対して無関心なのは愛情がないから?
「好きの反対は無関心」なんて言葉もありますが、まだ好きが嫌いに変わった段階でしたら喧嘩もできることでしょう。
嫌いということは、その対象となる相手に少なからず関心を抱いてはいるという状態ですからね。
しかし、先ほども触れたように会話がなくなり、夫婦喧嘩さえも「何を言ってもムダ!相手にするだけ時間がもったいないし、バカバカしい・・・」と思うようになると、次第に相手に対して無関心になっていくものです。
愛情がなくなったから無関心になるというよりは、夫婦生活が虚しくなるというか、すべてムダな時間のように感じてしまうというのもあったりしますね・・・
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夫婦の溝が埋まらない原因
離婚寸前の夫婦の特徴についていくつか挙げてみましたが、そこに至る夫婦の溝が埋まらない原因というのは、わりとありふれたものだったりする場合が多いです。
たとえば、↓のような原因が考えられます。
- 不倫
- 長引く倦怠期
- すれ違い生活
- モラハラ
- 金銭感覚の相違
- 価値観の相違
- 性格の不一致
↑どれも離婚理由に直結する場合が多いのではないでしょうか?
キッカケはちょっとした些細な出来事から始まって、次第に夫婦の溝が深まると同時にコミュニケーション不全に陥っていくといった感じです。
場合によっては、離婚したほうがお互い幸せな人生を歩むことができることもあります。
離婚したほうがいい夫婦については↓の記事を参考にしてみてください。
夫婦の溝がどうしても埋まらず、離婚を決意しているなら、用意周到に進めていきましょう。
離婚はできるだけ早く、円満に成立させることが重要です。
そのためには戦略が不可欠です。
もし離婚の話し合いがうまくいかず、裁判は避けられないようでしたら、弁護士さんに相談する前に自分でも優位に立てるように準備しておく必要があります。
離婚調停は頭脳戦ですからね。
知っているかどうかで得られる結果も大きく変わります。
離婚秒読み段階に入る前にきちんと話し合おう!
離婚秒読み段階に入ると夫婦間のコミュニケーションが困難な状態になってしまいます。
夫婦間の会話が一切ないまま、気がついたら数ヶ月とか半年が経過していたなんて話も聞きますからね。
状況は人それぞれ違いますが、夫婦生活の終焉がより現実味を増していく感覚というのはなんとなく察知できるものです。
可能であれば、離婚秒読み段階に入る前に対処しておきたいですよね?
しかし、最悪の場合、夫婦のどちらかが離婚を切り出す可能性も考えられるので、やはり覚悟は必要です。
夫婦の関係を修復するための対処法は、話し合うしかありませんからね。
相手を非難するのではなく、夫婦喧嘩ができるうちにお互い落ち着いて話し合いができる機会を設けることが重要です。
相手に対して不平不満をストレートにぶつけることができる時期であれば、まだ夫婦生活をあきらめてはいないので、まだ間に合います。
不平不満をぶつける裏側には、「自分の気持ちも少しはわかってほしい」という期待があるからです。
ここで相手の話に聞く耳を持たずにいると「もう何を言ってもムダだ・・・」とあきらめの気持ちに火をつけてしまうので気をつけてください。
あきらめの気持ちに火をつけてしまうと、相手はパートナー不在の未来を考えるようになって、夫婦生活が修復できない状態に陥ります。
様子見のためにとりあえず別居…といった話が出てくるのもこの段階が多いように思えますが、別居生活を経て離婚という結末を迎えるケースがほとんどではないでしょうか?
離婚秒読み段階までいくと対処できなくなるので、夫婦喧嘩が絶えないうちに相手に歩み寄る形で話し合いの機会を設けるようにしましょう。
もし相手に歩み寄るのが難しい場合は、プロのカウンセラーに相談してみるのも効果的です。
夫婦間の問題など人には言い難い悩みも、カウンセラーであれば親身になって相談に乗ってくれますからね。
いきなりパートナーに話し合いを切り出すよりも、その前にプロのカウンセラーに相談した方が安心するという人も多いでしょう。
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内閣府設立認証 認定カウンセラー
ボランティア期間もあわせ、10年間対面、電話、メール、掲示板で5000件以上のカウンセリング経験。
【得意な相談】親子関係、家族関係、夫婦関係、嫁姑問題、友達とうまくいかない、ママ友との関係、会社の人間関係、片思い、不倫関係、浮気、自信が持てない、恋愛の駆け引き、育児など
2005年よりIT業界にて会社経営に携わる。
2010年から心理カウンセリング事業を開始。相談件数は年間約3,000件。
テレビ番組およびインターネットメディアへの出演、心理分析や行動分析、コラムの執筆など実績は多数。