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仕事にやりがいなんていらない!求めるほど苦しい理由

仕事にやりがいはいらない・必要ない

前回は、やりがいのある仕事を見つけるコツというか・・・

やりがい以前に押さえておくべき前提知識について書きましたが、現実的には自分の追い求めているような仕事に就けていない人がほとんどではないでしょうか?

私も就職してからずっと仕事にやりがいを感じることはありませんでした。

求人には「やりがいのある仕事です」なんて記載されているような企業でも、実際に入社してみるとやりがいどころではない場合も多いですからね。

今思えば、私は社会に出るまで「やりがいのある仕事に就くことが幸せ」みたいな価値観に感化されてたような気がします。

社会人になってからは、仕事にまったくやりがいを感じない自分を嫌になったことさえありましたからね。

そして、気づいたのは別に仕事にやりがいがないならないで構わないということでした。

そんなものは求めれば求めるほど苦しくなるだけで、仕事にやりがいを感じない自分に悩む必要なんてないということです。

もしかしたら当時の私同じで、仕事にやりがいをまったく感じない日常にモヤモヤした感情を抱いている人もいるかもしれませんね?

そんなあなたにとって、この記事が少しでもヒントになれば嬉しいです!

「やりがい」とか「生き甲斐」とか期待を煽る刷り込みに注意!

お洒落で洗練された理想的な職場の雰囲気

世の中には「やりがいのある仕事です」と自らアピールする企業もありますが、そもそも雇う側が従業員のやりがいを勝手に定義するなんておかしな話ですよね?

仕事のやりがいなんてものは、人それぞれどこに重きを置いているのかによっても違います。

たちえば数字を伸ばすことにやりがいを覚える人もいれば、顧客とのコミュニケーションにやりがいを感じる人もいますからね。

充実感・達成感・自己重要感をどこに覚えるかは人それぞれです。

また、私たちは学校教育などによって「やりがいのある仕事に就くことに社会人としての意味がある」といった価値観を植え付けられているわけなんですけど、ここで変に「やりがい」とか「生き甲斐」に思考が囚われてしまうと現実を目の当たりにした時、落胆しやすくなるので注意しましょう。

まあ、学校教育には夢を与えるというか、希望を持って社会に羽ばたいてほしいという願いが込められているんでしょうけどね。

ただ、たとえ劣悪な環境でも逞しく強かに生き延びていくためには、決して綺麗事では語れないこの世の理不尽さだったり、醜さも知っておく必要があるとアラフォーになった私は思います。

やりがいのある仕事に就くことが幸せだというのは、たしかにその通りかもしれません。

しかし、「やりがいのある仕事に就く=幸せ」だとしたら、それが実現できなかった場合は「やりがいのある仕事に就けなかった=不幸」ということになります。

そんなことで不幸に囚われて生きるのなら、私は仕事にやりがいなんていらないと思った方が前向きになれると思うんですけどね。

その方が変な刷り込みからも開放されて自由に生きられるのではないでしょうか?

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生活するだけで精一杯だったらやりがいどころじゃない!

働いても生活が苦しいパーキングプア

やりがいのある仕事に就くことができれば、それはそれで幸せかもしれませんが、はたして生活費もロクに稼げなかったらどうでしょうか?

自分の生活もままならない状態で、明日の食費も心配しなければならないのに「やりがいが・・・」なんて言ってられないと思います。

極端な話だと思われたかもしれませんが、世の中には人の夢ややりがいを搾取するようなブラック企業もありますからね。

「給料がめちゃくちゃ安くても、やりがいのある仕事だから幸せ」なんて言ってると危険ですよ。

参考記事

やりがい搾取の事例

働いても働いても収入は少ないままで生活していくだけで精一杯の人が、下手に仕事にやりがいを求めると「やりがい搾取」の被害に遭う危険だけでなく、ワーキングプアに陥る可能性も出てくるので注意が必要です。

アラフォークライシス世代の人たちにも、そういう人は結構いますからね↓↓

アラフォークライシス アラフォークライシス対策と女性の未婚・貧困問題

仕事にやりがいを持つことで本当に幸せになれるのは、ある程度余裕のある生活が無理なく維持できるレベルの人たちだったりするのが現実です。

やはり先立つものがあるのとないのでは、前提条件が違いますからね。

生活していくだけで精一杯の状態で、仕事にやりがいなんて求めても苦しくなるだけではないでしょうか?

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無理にやりがいを求める必要はない

私の経験上、仕事に限らず無理をしていると、その反動で必ずと言っていいほど後で良くないことが起こります。

「やりがいのある仕事に就かないといけない」と無理して自分に言い聞かせて働き先を探しても、どこかで反動は来ると思います。

仕事にやりがいを感じないのであれば、まずは現実を受け止めてうまく自分の中で折り合いをつけることが大事です。

与えられた仕事をどう捉えるかで、その後の人生って変わりますからね。

他人がどうであれ、無理にやりがいなんて求めるものではありません。

経験を積むことで、そのうち仕事にやりがいを見出すことができる可能性だって十分考えられるので、焦る必要はないということです。

やりがいのない仕事に価値はないのか?

やりがいのない仕事に落胆する必要はない?

学校教育などの刷り込みによって変に「やりがいのある仕事=幸せ」という価値観に感化されてしまうと、「やりがいのない仕事に価値はない」といった排他的な思考になってしまう危険性があります。

世の中には生活していくために、やりがいのない仕事を余儀なくされている人たちもたくさんいます。

はたしてやりがいのない仕事には価値がないと言えるのでしょうか?

私もこれまでたくさんやりがいのない仕事をしてきました。

生活に行き詰まった時、たしかに当時は「こんな仕事をしていても何か意味はあるのかな?」と疑問に思ったことがあったかもしれません。

しかし、職場で出会えた人たちやそこで学んだこともたくさんありますし、私の場合はとくに一家の大黒柱みたいな立場だったので家族の生活を支えているという面では、たとえやりがいのない仕事でも価値はあったと思っています。

仕事内容そのものにやりがいを感じなくても、自分という存在が仕事を通じて家族や大切な人の役に立っているのであれば、決して無価値ではありません。

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人生=仕事ではない

仕事というのは、あくまで生活の一部であり、人生=仕事ではないですよね?

たとえ仕事にやりがいがまったくなくても、その分プライベートを充実させることができれば、楽しい人生を送ることは十分可能です。

仕事よりもプライベート優先 仕事よりプライベート優先!アラフォーの私が若者の価値観に共感する理由

人生は長いです。

もし現在、仕事にやりがいをまったく感じていなくても5年後、10年後はわかりません。

逆に今運良くやりがいのある仕事に就けていたとしても、ずっとその状態が続く保証なんてどこにもないということです。

仕事に人生を捧げてきた人が定年退職を迎えた途端、大きな喪失感に襲われて精神を病んでしまうみたいな話も聞きますからね。

大事なのは、仕事はあくまで人生の一部でしかないということです。

そして、外部から刷り込まれた「やりがい」に囚われず、「どのように自分の人生と向き合っていくか?」ということに意味があると思います。

それでもやりがいのある仕事を見つけたい場合は、合わせて↓↓の記事も参考にどうぞ!

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