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40代になって仕事が覚えられない原因と対策の仕方

仕事が覚えられなくて辛いのはなぜ?

この世の中には新しい仕事がなかなか覚えられず、辛い思いをしているアラフォー世代が結構いるようです。

  • 最近、大事な仕事のことを忘れっぽい
  • 若い頃は決して仕事が覚えられないなんてことはなかったのに・・・
  • ちゃんと説明されたことはメモを取ってるのに・・・

↑のような思いを抱いていませんか?

同じ仕事を何十年もずっと継続している場合は別ですが、やはり40代以降となると若い頃と比べて、新しい仕事を覚えることがなかなか困難になってくるようですね。

「若さには勝てない」なんて言葉もありますが、40代以降は勝ち負けではないというかね、勝負したら消耗するだけですよ。

加齢という変化を受け入れ、うまく対応することが大事です。

ちなみに今回のテーマでもある「40代になって仕事が覚えられない人」と以前このブログでも取り上げた「40代で仕事ができない人」は、まったく別のものなので、混同しないように両者の違いをきちんと認識したうえで、続きを読み進めてください。

仕事が理解できない・覚えられない原因は脳機能の低下?

年をとると脳機能は低下する?

私は医師でもなければ、専門の研究をしているわけでもないので詳しいことは語れませんが、40代にもなると脳細胞が死滅して脳機能が衰えるという説がどうやらあるようなんですね。

最近では、それとは逆に脳は老化しない説が話題になったりもしていましたが、それはあくまでも訓練あってのこと。

普段からとくに頭を使わず、なんとなく日常をやり過ごしているような場合、やはり年齢とともに脳機能は低下するものだと考えると「40代になって仕事が覚えられない」という話も辻褄が合うものです。

仕事を覚えられない自分は無能とか言って、自暴自棄になる人も中にはいますが、もし脳機能の低下によって若い頃より短期記憶が機能し難い状態になっているとしたら、仕事の覚え方からガラリと変えればうまくいくかもしれませんよね?

脳機能の低下という変化を受け入れ、その変化に対応すればいいわけです。

世間では何かと「有能と無能」「勝ちと負け」みたいに物事を極端に分類しようとする傾向があります。

しかし、歴史を振り返ってみると、必ずしも強いものが生き残るわけではありません。

「変化に対応できたものだけが生き残る」なんて言葉もあるくらいですからね。

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メモをとっても仕事が理解できない理由

メモを取るだけではうまくいかない?

「仕事が理解できない・覚えられない人は、とにかくメモを取るべき!」みたいな話は巷でもよく聞きますよね?

あれってやってみた人も多いと思うんですけど、実際のところ効果はありましたか?

実は私もずっとトライしていて、メモは結構ガッツリ取るんですが、それだけでは不十分だと思っていたりします。

20代の頃は、たしかにメモを取るだけでうまくいってたんですけどね。

だから、うまくいってた20代のやり方が当たり前になってしまって、いつの間にかメモを取ればいいと思い込んでいたのかもしれません。

しかし、当時と比べて現在では脳の状態も変化(退化)しているため、過去にうまくいった方法は役に立ちません。

逆に過去の小さな成功体験が、足を引っ張っているとさえ思うこともあります。

よくよく考えてみると、若い頃は短期記憶が衰えていないし、メモを見直さなくても作業中に身体を動かすことで記憶が定着しやすかっただけなんですよね。

度々「頭で覚えるんじゃなくて、身体で覚えろ!」と言われることがありますが、年をとって脳機能が低下すると若い頃と比べてそれすらも難しくなるようです。

だって、身体に司令を出すのは脳の役割なので、司令塔が老朽化していたら当然若い頃よりも身体で覚えるのは困難ですよね?

メモをとっても仕事が理解できない・覚えられない理由はそこにあるんじゃないかと思うわけです。

では、どうするべきか?

ここからが本題です!

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メモは取るだけで終わらせないこと!

メモをとっても一切見直さず、それで仕事が覚えられないというのは論外です。

だからといって「メモは取るだけでなく、きちんと理解できるまで何度も見直すことが重要です!」みたいなアリキタリなことが言いたいわけじゃありません。

先ほど、私は仕事のメモはガッツリ取る方だけど、それだけでは不十分と書きましたよね?

もちろん、あとでメモは見直すんですが、それでも私はうまく仕事が覚えられなかったりします。

相当、頭が悪いんですかね・・・?

まあ、発達障害(ADHD)があるので、仕事が覚えられない原因はそこにもあるとは思いますよ。

だけど、メモを編集してマニュアル化できるようになってからは、以前よりもかんたんに仕事が覚えられるようになりました。

今、「編集」という言葉を使いましたが、ここでいうメモの編集作業というのは、断片的な情報を整理してマニュアル化することです。

かんたんにいうと「自分専用マニュアル」の作成ですね。

自分専用マニュアルの作り方

仕事の説明を受けて走り書きしたメモは、文章が時系列に並んでいる場合が多いため、一度整理して再構築するとわかりやすくなります。

また、余計な情報が混ざっていたり、言葉をそのまま文字に起こしている場合はゴチャゴチャしてしまって見難かったりすることがありますよね?

そういった断片的なメモを編集してマニュアル化することで情報がシンプルに整理されるので、今までなかなか覚えられなかった仕事も覚えやすくなるものです。

スマホのメモ帳アプリを使うと、通勤中でも自分専用マニュアルを見直すことができて便利です。

メモの編集作業

メモを編集する時は、主に情報を↓の2つに分類します。

  • 作業手順
  • 注意事項

作業手順は番号付きリスト、注意事項はチェックリストで箇条書きが基本です。

わかりやすいようにひとつ事例を出して解説しますね。

たとえば、↓のような仕事の説明があったとして、こんなメモを取りました。

まずは◯◯をする。

ここでは△△のミスが起こりやすいから注意!

そのあとは☓☓を確認して問題がなければ□□を・・・

↑のような仕事の指示があった場合、情報を作業手順と注意事項に仕分けます。

作業手順↓

  1. ◯◯
  2. □□

注意事項

  • △△
  • ☓☓

メモは他人に見せるわけじゃないので、自分がわかりやすいように整理できていればそれでOKです。

ちなみに私の作成した自分専用マニュアルは、略語というか、DAI語を多用するので他の人が見ても意味不明だったりします(笑)

たとえば、こんな作業手順とかね↓

  1. RS
  2. PS
  3. H2
  4. KKS
  5. W
  6. PIC
  7. CK
  8. PT

↑これってブログを書く時の手順なんですけど、何がなんだかわかりませんよね?

一応、こういう意味なんですけどね↓

  1. リサーチ
  2. ペルソナ設定
  3. 各見出しの設計
  4. 記事構成
  5. ライト(本文を書く)
  6. ピクチャー(画像の選定)
  7. チェック
  8. ポスト(公開)

ブログを書くというひとつの作業も、↑のような工程があるので、最初は手順を覚えるまで自分専用マニュアルをその都度、見直しながら書いてました。

こういったかんたんなマニュアルをスマホのメモ帳に保存して、移動中の電車の中とかで見直します。

で、覚えた仕事から自然とマニュアルを見なくなるので、必要なくなったものは削除していくといった感じですね。

この方法でだいぶ仕事も覚えられるようになりました。

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それってプライベートを犠牲にしてない?

仕事が覚えられないので勤務時間外に自分専用マニュアルを作成して通勤中に見直すというと、「それってプライベートを犠牲にしていない?」なんて声が聞こえてきそうですよね。

たしかに人件費という対価がまったく発生しないプライベートの時間帯を利用して、仕事に関する作業をしているわけですから、金銭的な損得勘定で考えると損をしているように見えても不思議ではありません。

しかし、頭の中が整理されていない状態で、自信が持てないまま仕事に行ってオロオロする方が勤務中のストレスは大きいと思うんですよ。

事前準備ができているだけでも、全然違うんじゃないかなと。

会社のストレスってほとんどが人間関係なので、せめて業務に関してだけは落ち着いて取り組めるようにしたいですからね。

一見、プライベートな時間まで仕事に奪われていると思われがちですが、仕事を覚えることで少しでも自分に自信が持てたり、仕事が楽しくなればストレスもその分減るし、プライベートにもリターンはあるんじゃないかなと私は考えています。

現にプライベートな時間を使って運営しているこのブログも、もともとは仕事を覚えるためにやっていた自分専用マニュアルと同じやり方で書いてますからね。

まあ、これをリターンと呼んで良いものかどうかはわかりませんけど。

ちなみにストレスによってうまく頭が働かない場合は、いつでも相談できる人が身近にいると安心して仕事を覚えることに集中できます。

最近では、仕事の悩みを24時間365日いつでもプロのカウンセラーに相談できるサービスもあるので便利ですよね?

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人気カウンセラーをご紹介!

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私の場合は、対面によるカウンセリングを受けていましたが、やはり自分のことを理解してくれる専門家がそばにいるという安心感は心強いと思います。

記憶力に自信がない人にとってスマホは便利なアイテム!

スマホ

まとめると、

「年をとって脳機能が低下したなら、それを補うことができるツールを有効活用すればいいんじゃない?」

というのが結論です。

本当だったら仕事の現場にもスマホを自由に持ち込んで操作できると、もっと便利だと思うんですけどね。

さらに本音をいえば、仕事の説明をしてもらう時も、あとで何度でも見直せるように動画を撮らせてほしかったりもするんだけど、さすがに話している人にスマホのカメラを向けるのは失礼に当たる・・・というのが常識ですからね。

グーグルドキュメントの音声入力も、話している言葉をそのままテキストに自動変換してくれて、結構精度も高いので手書きのメモよりは効率的です。

どうしても人間の記憶力には限界がありますからね。

本音をいうと、ボールペンと手帳でメモを取るというアナログなやり方だけでなく、こういった便利なツールを有効活用できたらいいなと思ってます。

肉体的な衰えをテクノロジーでうまく補うことができれば、可能性も広がりますからね。

アラフォー世代こそ、もっと積極的にテクノロジーの恩恵を受けるべきだってりして?

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