誰にも言えずに一人で悩みを抱え込んでいる人って、この世の中には結構いるんじゃないかなと思います。
10代、20代の頃は、自分一人ではどうにもならないことを周囲の大人や友だちに相談できたはずなのに、いつの間にか社会的な立場や責任も重くなっていって、気軽に悩みを相談できる人も少なくなっていませんか?
私の場合も決して例外ではなく、年齢的にアラフォーとなると周囲の友達も結婚して子供がいたりして、バツイチ独身で人生詰んでる私としては悩みを相談するにしてもどこか気がひけるんですよね・・・。
親しい人と立場や環境が違いすぎるととくに相談し難い空気感が漂います。
困ったもんだなあ・・・
と思っていたら、ある時ふと気づいたんです!
悩みを打ち明けて相談できる相手がいない人でも、一人で抱え込まずに済む方法ってあるんですね。
そのことに気がついてから私は、変に気を病むこともなく、悩むようなことがあっても自分の人生を前向きに捉えて行動できるようになりました。
ちょっとしたきっかけで人間って変わるものですね。
少し長くなりますが、最後まで読むと「なるほど!その手があったか!」なんて思ってもらえるのではないかな?
もくじ
家族や友人、周囲にいる人に悩みを打ち明けられない理由
何一つ悩まず生きている人なんていません。
人は大きいものから小さいものまで、人生において何かしらの悩みを抱えて生きているものです。
それは、どんなに強い人でも同じです。
たぶん、ほとんどの人が「そんなこと当たり前でしょ?」と思っているのではないでしょうか?
だけど、そう思っていても実際には一人で思い悩んでいるときほど、周囲を見渡して「あの人は強くていいなあ。私みたいに一人で悩んで苦しむこともないだろうし・・・」なんて他人を羨んだりするものです。
人に悩みを打ち明けられない理由は人によっても様々でしょうけど、だいたいこの2つに当てはまるのでは?
- 立場が不利になるから相談できない
- 人に弱みを見せたくない
立場が不利になるというのは、自分が思い悩んでいることを利用して相手が優位に立つ可能性がある場合を言います。
また、人に弱みを見せたくない人は世の中にはたくさんいますが、相手に気を使わせてしまうのが嫌だったり、自分が弱い人間だと思われることを恐れているなどその理由は様々です。
他人に悩みを相談できない人の多くは、誰かに悩みを打ち明けることで自分が不利な状況になるのを恐れて臆病になっている傾向が強いのではないでしょうか?
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悩みを一人で抱え込むタイプの人の特徴
誰にも相談できずに悩みを一人で抱え込むタイプの人には特徴があります。
- 人目を気にする
- 自分の立場を気にする
- カッコつけたい
- 人間不信
悩みを相談できる相手がいない人の多くは、自分が他人からどう思われているかを極端に気にする傾向が強いように思います。
たとえば、人目を気にするのも、カッコつけるのも、根底には「人に弱みを見せたくない」という心理が働いているといってよいでしょう。
これって明らかに自分が他人からどう思われているかを気にしていますよね?
また立場を気にしたり、人間不信の人にも「(相手との関係性において)不利な状況に陥りたくない」という心理が働いています。
相手を過剰に意識しているので、これも自分が他人からどう思われているかを気にしていると言えるでしょう。
完璧主義の人ほど周囲に相談できる人がいないのではないでしょうか?
そもそも人間は不完全なもので、完璧なんてあり得ないんですけどね・・・。
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過去の失敗にいつまでも囚われていると?
過去の体験によって人に悩みを相談できなくなってしまった人も世の中には多かったりするので「完璧主義はやめて周囲の人に相談しましょう!」と言っても、改善するのはなかなか難しいものです。
冒頭でも触れましたが、昔は困ったことや悩みがあれば気軽に周囲の人に相談できたのに、いつの間にかそれができなくなってしまったという人もいます。
その理由には、年を重ねることで周囲の人たちや自分の立場や環境が変わったというのももちろんあるんだけど、人に相談して失敗した経験が原因となっている可能性も考えられます。
思い返してみると、私にもそういう経験がありますからね。
たとえば友だちに仕事の専門的な悩みを相談しても、相手は同じ職場でもなければ、仕事がうまくいかない具体的な原因や職場の人間関係を把握しているはずもなく、適当に相槌を打ちながら「そっかー、それは大変だよねー」と聞きに徹することしかできませんよね?
結局、仕事上のトラブルや問題についての悩みを友だちに相談しても、話を聞いてはくれるけど具体的なアドバイスはもらえないということなんです。
これが共通の知人のちょっとした言動に対する愚痴だったら、また話は違ったかもしれません。
友だちに相談するなら、相手が共感・許容できる悩みじゃないとキツイですね。
かといって、会社の同僚に仕事の悩みを相談したとしても、相手はライバルですからね・・・。
上司に相談したところで、自分の都合のいいようにこっちの悩みを利用して優位に立とうとしてくる可能性もあります。
相手との関係性にしがらみがあると、気軽に相談するのもまた難しいということです。
相談する相手って重要ですよね?
このような過去の失敗経験がトラウマになると、やがて誰にも相談できずに一人で悩みを抱え込むようになってしまいます。
一人で抱え込むのは危険!
悩み事を誰にも相談できないまま、一人で抱え込む人の特徴や傾向、そうなってしまう原因について書いてきましたが、このままの状態が長く続くと危険です。
どんなふうに危険かというと、
- 毎日が急激につまらなくなる
- 悩み事に囚われて他のことが手につかなくなる
- 仕事にも支障をきたす危険性がある
- 我慢の限界を超えると過剰なストレスで体調不良になる
- 自己嫌悪に陥る
- ダメな自分を自己批判する
- 起きていないことまで想像して被害妄想に陥る
- ストレスを歪んだ形で発散しようとする
↑みたいなことが起こる可能性も決して否定はできません。
悩み事を一人で抱え込むというのは、長期化すればするほど精神的にストレスも溜まっていくということなんですよね・・・。
ストレスも限界を超えると、体調不良になったり、無理な発散方法で過食症や拒食症になる危険もありますからね。
あまりにも深刻な悩みは、一人で抱え込むと危険です!
どうすれば素直に人生相談できるようになれる?
悩みを一人で抱え込むのは危険と言われても、誰も相談相手がいないし・・・という人も多いと思います。
いきなり家族や友人に悩みを聞いてもらうのも難しいですしね。
では、どうしたらいいのでしょうか?
私の場合は、近しい人ではなく、あえて自分のことをよく知らない人に相談することがあります。
とはいえ、ネットの掲示板やSNSに書き込んだりしたわけではありませんからね。
まあ、SNSで交流してみて信用できそうな人に軽い感じで相談を持ちかけてみるのは、ある意味効果的だとは思ってますけどね。
私も色々な人に相談を持ちかけた経験はありますが、そこで気がついたことです。↓
- 相談する相手を間違ってはいけない
- 相手にどれだけ具体的に相談内容が伝わっているかが重要
- 世の中には人の悩みを扱うプロがいる
人に相談してもうまくいかないときって、相手を間違っている場合がほとんどなんですね。
自分が抱えている悶々とした気持ちを吐き出したい一心で、相談相手が的確かどうか判断せずに悩みを打ち明けても、うまくいかないのは当然でしょう。
人生相談はコミュニケーションです。
かといっても、決して高いコミュニケーション能力が求められるというわけではありませんのでご安心下さい。
相手にどれだけ明確に自分の悩みを伝えることができるかが重要なだけです。
誰かに自分の悩みを相談するときに心がけることは↓に書いたとおりです。
- 自分は何に対してどれくらい悩んでいるのか?
- 悩みによって起こる弊害とは何か?
- 自分としては今後どうしたいのか?
- 自分の現状や置かれている立場は?
- できること
- できないこと
- できれば避けたいこと
大事なのは、誰に相談するか?
そして明確に伝えること。
これらを意識して、まずはネット上でそこそこ交流があって面識はなくても信用できる人に相談してみるとよいでしょう。
必ずうまくいくとは限らないけど、多少、気持ち的には楽になると思いますよ。
自己開示することで、お互いの距離も近くなりますからね。
ただ人生について深刻に悩んでいるのなら、この世の中には人の悩みを扱うプロフェッショナルがいるので、プロの力を借りるのが最良だったりします。
人の悩みを扱うプロはこちらのプライバシー保護はもちろん、豊富な実践経験や深い専門知識で的確な助言をしてくれることでしょう。
人の悩みを扱うプロというのは、たとえばこんな人たちです↓
- 弁護士などの士業
- カウンセラー
- 相談センター
- メンター(?)
中には相談するのにお金が必要な場合もありますが、家族や友人などの素人に相談するよりも的確な解決策をアドバイスしてくれるので相談してみる価値はあります。
もちろん、抱えている悩みの質にもよりますけど。
プロに相談とほとんどの場合、ヒアリングといって向こうからいろいろと質問してきて、こちらが質問に答えたり世間話をしている間に相手は独自の分析方法で悩みの質や現状を把握して話を進めてくれます。
素人と大きく違うのは、流れにしたがっていれば自分の抱えている悩みに対して、適切なアドバイスがもらえることです。
相談し終わったあとは心がすっきりしますが、そこで安心してしまうのではなく、アドバイスを受け止めて実際に行動することが重要です。
私もある職業の方に人には言えない悩みを聞いてもらうようになってから、助言通りにどんなことも前向きに考えられるようになりました。
誰にも悩みを相談できず、一人孤独に悶々とした日々を送っていたことが、今ではまるで嘘のようです。
もう一度、相談する相手に適した条件を整理しておきますね。
- 人生相談のプロフェッショナル
- 自分の人間関係の中に直接入っていない
- 経験豊富
- 対話が可能
- 気軽に話ができる
ちなみにさっき私は「ある職業の方に人には言えない悩みを聞いてもらうようになってから、助言通りにどんなことも前向きに考えられるようになりました。」と言いましたが「ある職場の方」というのはこちらです↓
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たとえ周囲に相談相手がいなくても、現在では専門のカウンセラーに24時間365日いつでも電話で相談できる便利なサービスがあります。
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登録は無料なので、ぜひこの機会に利用してみると良いでしょう。
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