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仕事がつまらない症候群の弊害と対処法

仕事がつまらない症候群

もう何年も仕事がつまらない状態が続いていて、今さらがんばったところで何ひとつ変わらないし、仕方ないけどテキトウにやるしかない・・・

そんな状況に陥っている人も、この世の中に結構いるのではないでしょうか?

前回は、仕事がつまらない理由は楽しいと思えるレベルに到達していないから?というタイトルで、仕事がつまらない主な理由や少しでも楽しいと思えるレベルに近づくために必要なことについて書きましたが、今回はその補足です。

仕事が楽しいと思えるレベルに持っていくことが困難な状況で「つまらない」が慢性化している人が、その状況から脱却する方法について掘り下げていきます。

「つまらないと感じる仕事を楽しめるレベルに持っていくことなんて無理!」という人は、ぜひ参考にしてみてください。

つまらない症候群とは?

職場にいるやる気がない人

「つまらない症候群」というのは、わかりやすく説明するとこんな感じです↓

  • 現状がつまらないことを正当化する
  • 「意味がない」が口癖(働く意味がない、生きている意味がない、努力する意味がない)
  • 「どうせ・・・」が口癖(どうせ私なんか、どうせ○○しても、どうせ○○だから)
  • 常にネガティブ思考
  • 一生懸命努力することを嫌う
  • 与えられたものに感謝できない
  • 無気力を正当化しようとする
  • 新しいことに消極的
  • 行動しない理由ばかり探す

もしかしたら、職場にも↑のような人が一人二人はいたりするかも知れませんね?

ここでは決して人生すべてではなく、とくに仕事において、先ほどのような症状が著しく見られる状態を「仕事がつまらない症候群」と定義して考えます。

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労働意欲は職場にいる人や環境に大きく影響されやすい

仕事がつまらない症候群の弊害といえば、↓のようなものが思い浮かぶと思います。

  • 仕事が評価されない
  • 印象が悪い
  • 出世し難い

しかし、もっとも大きな弊害はネガティブ思考の連鎖ではないでしょうか?

職場で自分の身近にいる人間が、つまらない症候群を発症していると周囲にも伝染するのでタチが悪いんですよね・・・。

勤務中は仕方なく仕事をこなしているけれど、退社後の飲み会などで急に愚痴やネガティブ発言ばかりして、とにかく「つまらない」ことを執拗にアピールしてきたり、その時取り組んでいる業務をバカにしたり、「意味がない」とか「どうせうまくいかない」とか言う人もいたりします。

労働意欲というのは、良くも悪くも職場の環境や身近にいる人に影響を受けるものです。

やる気のない人や他人の足を引っ張ろうとする人ばかりの職場にいると、たとえ自分一人ががんばっても「なんであの人は一人で張り切ってんの?うざくね?」と疎まれたり、周囲から浮いた存在になってしまうこともよくありますからね。

最初は決してやる気がなかったわけではないのに、士気の低い職場に2~3年もいると、いわゆる「仕事ができる人」でも、周囲に影響されていつの間にか「仕事がつまらない症候群」を発症しているなんてことも想定できます。

そう考えると、仕事がつまらない症候群が職場に及ぼす影響は大きいのではないでしょうか?

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「つまらない」に同調する人たち

会社勤めをしている人のほとんどが、勤務中は集団行動を強いられます。

たとえ一時的であっても1日の大半を隔離された職場という空間で、毎日同じ人たちと過ごすわけですから、同調しやすい環境に身を置いていることになりますよね?

同調行動については↓の関連記事でくわしく触れている通りです。

本当はやりたくない仕事を生活のために我慢して続けている人は多いと思います。

なので、当然そういった人たちは「仕事がつまらない症候群」にも同調しやすいというわけです。

もしかしたら、こうして職場の士気はどんどん下がっていくのかも知れませんね?

以前、私が働いていた職場でも、こういった傾向があったのを覚えています。

入社したばかりの頃はやる気に満ちあふれていた人が、職場の雰囲気にも慣れて半年、1年もすると愚痴っぽくなったり、妙に冷めた態度を取るようになったりして、周囲に同調していくような感じでした。

一度、仕事がつまらない症候群を発症すると、みんなで集まって愚痴や他人の悪口を言っている方が仕事よりも一体感が得られるし、何の努力もしないので楽だったりして、居心地が良くなってしまうようです。

こんな感じで職場全体の士気が下がっていくという悪循環・・・。

人間ってネガティブな方向に引き寄せられやすいですからね~

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環境を変えるのが手っ取り早い対処法

選択する勇気

仕事がつまらない理由について主に↓のようなものを挙げる人は多いと思います。

  • 毎日同じ作業の繰り返しで飽き飽きしている
  • 終わりの見えない単純作業ばかりで気が滅入る
  • 暇な時間が多くて退屈
  • 人間関係が煩わしい
  • 労働環境が悪い

おそらく仕事がつまらないと主張する人が、愚痴を吐く際にも↑の要素が含まれている場合が多いのではないでしょうか?

仕事がつまらない症候群に陥ると、問題の解決策を考えて働きかけるのではなく、すべて「やっても意味がない」とか「どうせ無理だから」という結論に持っていこうとします。

なので、何ひとつ現状を変えることができず、惰性でつまらない仕事に甘んじることになるわけです。

なぜ仕事がつまらないのかがわかっていて、本気でその状態から脱却したいのであれば、思い切って環境を変える必要があります。

環境を変えるための選択肢は、主に↓の2つです。

  • 移動願いを出して別の部署にいく
  • 会社を辞める

いずれも勇気のいる決断だと思いますが、惰性でつまらない状況に甘んじていても成長は見込めませんし、そのまま年を取るだけですからね。

現在の仕事がつまらなくて、なんとか環境を変えたいとは思っているけど、いったいどうすればいいのかわからない・・・という場合は、ひとりで思い悩むよりも仕事関係を専門に扱うプロのカウンセラーに一度相談してみると良いでしょう。

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まずは一歩を踏み出す勇気!

仕事がつまらない症候群から脱却するために環境を変えると聞いて、当然↓のように考える人もいるでしょう。

仕事がつまらない症候群から脱却するためには、環境を変えるのが手っ取り早いというのはわかった。

 

でも、せっかく入社できたわけだし・・・

 

我慢して続けていれば一応お給料はもらえるし・・・

 

努力して環境を変えるなら、つまらなくても今のままでいいかな。

環境を変えるといっても、なかなかそれができないのは変化に対する恐怖心があるからではないでしょうか?

自分を取り巻く環境を変えるには、それ相応のエネルギーが必要ですからね。

また、環境を変えることで失うものも出てくるでしょう。

人間って、新たに得られる価値よりも現在持っているものを失う恐怖の方が強いですからね。

本当は変わりたいけれど、変われない人たちの多くがそういった問題を抱えていたりします。

しかし、本気でつまらない現状から脱却したいのであれば、まずは一歩を踏み出す勇気から始める必要があるということです。

思い立ったら即行動に移せる人は問題ありませんが、それができない場合は、まずは一歩を踏み出すことから始めれば良いでしょう。

たとえば、職場の上司に別の部署に異動したいと思っていることを相談してみたり、真剣に自分と向き合って将来やりたい仕事について考えてみるとか・・・。

とりあえず、自分が今できることから始めてみるというのが第一歩を踏み出すキッカケにもつながりますからね。

無理していきなり環境を大きくガラリと変えようとする必要はありません。

まずは今の状態から一歩踏み出す勇気を持つことが大切です。

参考になるかどうかわかりませんが、最後に私の事例というか、私が実際に行き場のない中途半端な状況から脱却するために、やってきたことについて触れている関連記事をいくつかピックアップしたので、合わせてお読みいただけたらと思います。

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