アラフォーでバツイチ、再婚できずに現在独身というのは、まさに私のことなんですけど、何かと世間では哀れんだ目で見られることも多いです。
初対面の人と会ったりして「ご結婚は?」なんて質問を受けると、とりあえず「未婚です。」とは答えるものの・・・さらに突っ込まれると説明するのが面倒なことも多々あります。
まあ、突っ込んだ話になると自分がバツイチであることを結果的に説明することになるんですけど、その場では「いろいろ大変なことがあったんですね・・・」と私に同調してくれる人がほとんどです。
でも、他人が自分のことを裏ではどう思っているかなんてその場では見分けがつかないものですよね?
この話題については、今ひとつ思い出したことがあるので、私の過去の経験を暴露しつつ、一緒に考えていただけたらと思います。
自分より格下の人間を見ると安心する?
アラフォー世代が頻繁に利用するSNSといったら、フェイスブックらしいのですが、使ってみると実名顔出しが原則となっているせいか、キラキラしている人たちの自慢話やリア充アピールばかりで、だんだん飽きてくるものです。
私も一応、フェイスブックのアカウントは持っているんだけど、いつの間にか友人・知人との連絡用になっています。
そんなフェイスブックで、過去に嫌なことがあったのも事実です。
今ではどうでもよいことなので、別にここで暴露してもいいかなと。
数年前は私もフェイスブックを通じて人とのつながりを求めて、実際にいろいろな人たちと会ったりしてました。
SNS上で何度かやり取りして、オフ会的な感じで会う人も結構いたんですけど、実際に会ってみると「ご結婚は?」みたいな話になって、そこから「彼氏は?」とか、さらに突っ込んだ話に展開していくパターンもわりとあったかな。(当時の私はちょうど30代半ば?)
で、ちょっと打ち解けたらバツイチだってことを話すわけなんだけど、ここで微妙なリアクションを取る人もいましたwww
表向きはうまく取り繕っているつもりなんでしょうけど。
その場では気まずくなることもなく、表向きは楽しくお開きになる場合がほとんどでしたからね。
しかし!
これは私が以前経験したことなんですが、少し日を置いてからSNSに「アラフォー独身女子」をネタにした投稿をする人もいたりして、ちょっとした悪意を感じることもありました。
しかも会うきっかけになったフェイスブックじゃなくて、あえてツイッターとかで「最近、バツイチの34歳の女性と会ったんだが・・・」みたいなツイートをして「話を聞いてあげたらとてもカワイソウになった」だの「あんな生活って悲惨だよね?」とフォロワーさんに同意を求めたり・・・
外野も外野で「性格の悪さゆえですな」だの「子供作らなかっただけマシ!」だの・・・
わかる人がみれば、フェイスブックとツイッターのアカウントが同一人物だってすぐにわかるんですけど!
「これって私のことだよね?」と私も友達に同意を促し、一緒に憤慨したことも今ではよい思い出ですよwww
明らかに私のことをネタにしているのと、同情しているかのように見せかけて実は見下していたり、面白がっているのが透けて見えるような内容の投稿でした。
その人のタイムラインを追っていくと、いつもフェイスブックに投稿しているようなキラキラしたものとは違って本性が垣間見れたので、それはそれである意味面白かったですけど、さすがにあのときは腹が立ちましたねwww
当時、いろんな人にこの話をしましたが、私以外にも似たような経験をしている人が多数いました。
あのときに実感したことは今でも鮮明に覚えています。↓
- 人は無意識に他人を格付けする
- 自分よりも格下の他人を見ると安心する人は多い?
- フェイスブックは本音と建前のコミュニケーション
- 匿名でしか本音が言えない人は多い?
人として決して美しくはないことだけど、これが事実なんだと実感してから私の中で考え方が変わったような気がします。
やっぱりわかっているだけじゃなくて、身をもって経験すると意識が変わりますね。
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性格に問題があるのと悪いの違いが区別できない?
ネットの世界は、広いようで実は狭いんだなと思うことは、今でもしばしばあります。
私はネット上では、オープンに自分の良い面(あるのかな?)も悪い面もさらけ出すようにしているせいか、会ったことのない人から深刻な話を聞くことも結構多いんですよね。
私も過去に離婚していたりするもので、バツイチ女性との交流もそれなりにあるわけだけど、離婚理由って人それぞれなんですよ。
実際に離婚を経験している方とじっくり話をしてみると、そこには深い事情があるものです。
- 家計や経済的な問題
- DV
- パワハラ・モラハラ
- 不倫問題
- 嫁姑問題
その他にも夫婦が離婚する理由っていろいろありますよね?
長い間、そういった問題と向き合い、思い悩み、苦しんで「もう限界!このままじゃ自分がダメになる!」ってなったときの最終手段が離婚なわけですよ。
私が知ってるバツイチ女性たちは、みんな繊細で優しくて、何もかも自分で背負ってしまうような性格の持ち主が多いような気がします。
なのに、どういうわけか世間では「バツイチ女性は性格が悪い」という方向に持っていきたがる人たちが目立つんですよね・・・。
たしかに「繊細で優しい、問題を自分一人で抱え込む」というのは性格に問題があると言ってよいかもしれません。
繊細で傷つきやすいという性格は、ストレス耐性が著しく低いため、ときには問題を引き起こす原因にもなります。
問題を自分一人で抱え込む性格というのは、もっとも信頼すべきパートナーさえ頼れないと言い換えることもできますよね?
相手の立場で考えると「愛するべき人に頼ってもらえない自分は、信頼されていないのでは?」と受け止められてしまう可能性もあります。
たとえそれが誤解だったとしても、誤解が誤解を呼びお互いの関係性がこじれるなんて話はよくあります。
しかし、これっというのはたしかに性格には問題があるかもしれないけど、決して「性格が悪い」わけじゃないですよね?
もちろん、世の中には自己中で相手を振り回すだけ振り回しておいて、自分では何もしないような明らかに性格の悪い女性も当然いますし、それが離婚の原因となっているパターンだってありますよ。
でも「バツイチ=性格が悪い」とすぐに結びつけて考えるのは、あまりにも短絡的だと思うんです。
では、なぜ「バツイチ女は性格が悪い」と言われるのでしょうか?
たぶん、バツイチ女性という言葉に対して何も考えることなく「性格が悪い」と脊髄反射する人たちの多くは、広いようで実は狭いネット社会しか見ていないような気がします。
とくに私のように、
- アラフォー
- バツイチ
- 独身(再婚できず)
3拍子揃っていると、悪い要素も満載なので、いかにも性格悪そうじゃないですかwww
ネガティブワードが3個も並んでいると、そこからよい印象を引き出すのは難しいですからね。
人はほんの一瞬で無意識に相手の印象を判断するものです。
でも、本当に大事なのはネガティブワードを第一印象のまま真に受けて「アラフォーバツイチ独身女は性格も最悪!」と短絡的に脊髄反射をすることじゃなくて、その人自身ときちんと向き合って学ぶことだと思うんです。
他人の発言による第一印象よりも本人と向き合うことが何よりも大切なんじゃないかと。
「性格に問題あり」と「性格が悪い」は違うというのは、小学生でも考えればわかることなんですけどね・・・。
もっと突っ込むと、「性格に問題あり」と「性格が合わない」も違います。
「性格が合わない」というのが原因で離婚する人も世の中には多くいますからね。
「それなら最初から結婚なんてすんなよ!」と言われてしまいそうですが、長く一緒に生活してみないと本当の意味で性格が合うかどうかわからないことも多いんですよ。
人間って成長するし、月日が経つと価値観や人生観が大きく変わることもありますからね。
新婚当初とずっと何も変わらない保証なんてどこにもありません。
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なぜバツイチ女は性格が悪いという方向に持っていくの?
広いようで実は狭いネットの世界で、たびたび巻き起こるアラフォーバツイチ独身女性論争なんですが、過去に私が経験したSNSでの出来事から学んだことは↓のとおりです。
- 人は無意識に他人を格付けする
- 自分よりも格下の他人を見ると安心する人は多い?
- フェイスブックは本音と建前のコミュニケーション
- 匿名でしか本音が言えない人は多い?
そして3大ネガティブワードが与える悪印象↓
- アラフォー
- バツイチ
- 独身(再婚できず)
これらを照らし合わせて「性格に問題あり」と「性格が悪い」の違いをしっかりと理解していれば、それがいかに不毛な論争なのかわかるはずです。
このことは、以前書いた↓の記事でも同じことが言えます。
「他人にどう見られているか?」
「どう思われているか?」
気になってしまうのはわかりますが、広いようで実は狭いネット社会で本当に大切なものを見失いたくはないですよね?