くつろいでいるときに突然の着信!
「あ~◯◯さんからだ!」
と一気にテンションガタ落ち・・・。
要件がこっちのペースを無視した一方的な頼み事や相談、仕事の押しつけだったら思わず「めんどくさっ!」と漏らしたくもなりますよね?
冷静に考えてみると、生きていくうえで不可欠な人間関係を「面倒くさい」とか「煩わしい」の一言で片付けてしまいそうになる自分に嫌悪感を抱くかもしれません。
そんなときは「どうして人間関係が面倒くさい・煩わしいと思うのか?」その心理をあらかじめ理解していると、いちいち感情的にならず落ち着いて対処できるんですけどね。
人間関係が面倒臭い・煩わしいという心理は自分の中にあるものですが、どのように折り合いをつければいいのかわからず困っている人がこの世の中にはたくさんいます。
人間関係を面倒臭い・煩わしいと思う心理を理解できていれば対処できるんですけどね。
人間関係や人付き合いが面倒に思う理由
人間関係に限らず、人は疲れていたり、心に余裕がなくなっていると視野が狭くなってしまいます。
視野が狭くなると、自分以外に目が向かなくなって、とにかく自分の都合を優先しがちになるものです。
わかりやすくいうと、
- 自分のことでいっぱいいっぱい
- 他人のことまで気にしていられない
という状態に陥ります。
一言で表すとキャパオーバーですね。
人それぞれ許容範囲が決まっていて、限界を超えると許容できない要求に対してストレスを感じるようになるということです。
その結果、自分の許容範囲を超えた要求を「面倒臭い」「煩わしい」と感じるようになります。
普段はとくに面倒に感じないような要求でも、疲れていたり、心に余裕がないときはキャパオーバー状態なので、ちょっとした頼み事をされただけで「面倒臭い」と思ってしまうものです。
さらにキャパオーバーのときに複数の人から一度にいろいろと要求されると、要求された物事だけに留まらず、人間関係や人付き合いそのものが面倒臭いと感じるようになります。
こういう状態に陥ると、冷静に「自分がキャパオーバー状態」だということを認識できなくなるため、ストレスの矛先が要求してきた相手に向いてしまいがちです。
しかし、原因はキャパオーバー状態に陥っている自分自身にあります。
人間関係が面倒臭いと感じたら、その理由として自分の許容範囲を探ってみて、落ち着くことがまず大事だということです。
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面倒なことに関わると人はストレスを感じる
疲れていたり、精神的に余裕がないときに人は人間関係を面倒に感じるわけですが、その状態が長く続けばそれだけ精神的な負荷も大きくなります。
多忙を極めるとそれは肉体疲労にもつながって、やがて過労によって思うように身体が動かないといったストレスとなって精神的にも影響を及ぼします。
そうなるとあらゆる出来事を面倒に感じるようになって、何かをしようにも気力を奪われていくものです。
- 体力的なキャパオーバー
- 精神的なキャパオーバー
この2つを意識して、どちらかに限界が見えてきたら休憩したり、ストレス発散などでリフレッシュを心がけるとよいでしょう。
面倒臭い関係性は先回りして解消しておくと楽!
人はきほんてきに誰でも嫌いな人のために何かをしようとは思いません。
しかし、学校生活や職場など集団生活を強いられる場所では、潜在的に好きではない人の言うことも聞かなければならない場面もあります。
そういった場所での人間関係は、いかに折り合いをつけ、割り切れるかが重要です。
組織というのは何か目的があって人が集まっているので、それなりに社会性や協調性が問われます。
こういった場面では、対峙する相手のことを単に好き嫌いで判断するのではなく、目的を達成するための一員として必要な存在だと割り切って接する方が良いでしょう。
また、自分の許容範囲を圧迫しない程度に相手と距離を置いたり、無駄な人間関係を整理することで面倒臭いと感じる前に先回りして対処することも可能です。
対人関係のストレス発散方法を間違えないこと!
対人関係のストレスを発散するために会社の同僚や友人に愚痴を吐く人も多いですが、ネガティブな感情というのは連鎖するのでお勧めしません。
たしかに愚痴を吐けばその場では気が楽になるかもしれませんけどね。
でも、愚痴や人の悪口を言ったところで何も状況は変わりません。
愚痴や悪口を聞いている相手にもよい影響はありませんしね・・・。
自分の中に蓄積された負の感情を爆発させても、その反動で余計に疲れてしまったり、気を病んでしまうので気をつけましょう。
愚痴や人の悪口は、自分の評価を引き下げます。
また他人と自分をいちいち比較して羨んだり、妬むのも自己評価を下げるので注意してください。
対人関係のストレスを愚痴や悪口で発散するよりも、一緒に楽しい時間を共有できる人と関わることの方がリフレッシュにもつながってよいと思いますけどね。
決して愚痴や悪口を言うのではなく、信頼できる人に相談するのはもちろんOKですよ。
ちょっとした対話の中にもヒントはありますからね。
もし周囲に誰も相談できる人がいない場合は、こんな方法もあるので参考にどうぞ!
↑の記事では、実際に私がとった行動にも触れていますのでぜひ合わせてお読みください。