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デジタルデトックスに効果なし?ネット依存から一時的に脱却した結果

デジタルデトックス

スマホが普及して誰もが手軽にネットに接続できるようになってから年々、人々のインターネット利用時間は増え続けていて、多くの人たちが1日平均7時間ほどデジタル機器に触れているなんてデータもあるそうです。

ここで言われているデジタル機器というのは、パソコンやスマホ、タブレット端末などが主なものではありますが、テレビやゲームなども含まれます。

情報化社会においてインターネットが不可欠ということは、それだけデジタル依存が進行しているといえるでしょう。

デジタル依存によって、睡眠障害や運動不足、肩こりや腰痛、眼精疲労などになりやすいなんて話もありますからね。

私もスマホは手放せませんし、こうしてブログを書く時もパソコンを起動しているといった感じで、気がついたら毎日、デジタル機器に長時間触れていたりします。

そのおかげで眼精疲労で頭が痛くなったり、肩こりなんかも慢性化しているわけなんですけど、何日か休みができたのでデジタルデトックスしてみました。

結果的には頭もスッキリ冴えて、身体も軽くなったように思えます。

しかしネットニュースや書籍などに書かれているほど効果てきめんかというと…正直ビミョウなところかなって感じです。

なかなかまとまった休暇が取れない場合もあるかも知れませんが、スマホやパソコンに触れている時間が長く、疲れが慢性化しているようでしたらこの記事を参考にしていただけると嬉しいです?

デジタルデトックスとは?

デトックス効果

スマホやパソコンなどのデジタル機器と一定期間距離をおいて、ネット依存の状態から脱却することを世間ではデジタルデトックスと呼ぶようです。

デトックスには、解毒とか浄化といった意味があるので、たとえ一時的であってもネットを断つことによってデジタル系毒素が溜まった状態から心と身体を浄化する作用があるといった解釈をしています。

デジタル系毒素というのは、私が勝手にそう呼んでいるだけなんですけどね。

  • ネット上に氾濫する膨大な情報に触れるストレス
  • ネットに縛られた不自由な時間
  • デジタルワークによる疲労
  • デジタル中心の生活習慣

デジタル化によって生活が便利になった反面、↑のような弊害もあるわけで、精神的にも肉体的にも負荷がかかっているので、可能であれば定期的にデジタル機器と距離をおいて、疲れた心と体を浄化することも大事だと思うんですよ。

私の場合、年末年始にゆっくりできそうだったので、4日間ほどスマホもパソコンもテレビも一切起動することなく、デジタルデトックスを実践してみました。

そういえば、以前書いたこちらの記事でも最後にデジタルデトックスという単語が出てきましたね?

大晦日から年明けにかけては、あけおめLINEやメールの返信があるので難しいですが、少し落ち着いたらスマホやパソコンの電源を一切入れず、デジタルデトックスも良いかな〜?

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デジタルデトックスのメリット

一般的にはデジタルデトックスによってネット依存状態から脱却すると、↓のような効果が期待できると言われています。

  • 肩のコリ、首のコリ、背中の張りなどが改善
  • 眼精疲労の改善
  • 慢性疲労の改善
  • 睡眠の質が改善
  • 頭がスッキリする
  • 自由な時間が増える
  • リラックス効果

私の場合、4日間ほどデジタルデトックスにトライしてみたわけですが、まず眼精疲労が改善されたせいか頭痛がなくなりましたね。

肩や首のコリについては改善まではいかないまでも、以前よりはだいぶ楽にはなりました。

夜もきちんと眠りにつけて、夜中に目が覚めることもなくなりました。

あと、不思議なことにネットを一切やらないと自由な時間が増えるんですよね〜

最初は手元にスマホがないとなんだか落ち着かなかったりもしましたが、慣れてくると時間の流れがいつもよりゆっくり感じられて、頭もクリアな状態なので考える作業が捗ります。

ちなみに↓の記事でも触れていますが、読解力の低下もスマホ依存によるものだという説があるようです。

文章が読めない人 文章を読めない人が増えて情報が正確に伝わらない?

デジタルデトックスのデメリット

実は私、デジタルデトックスは過去にも何回か経験しています。

このことについては先ほどとはまた別の過去記事でも触れているんですけどね↓

↑の記事の中でこんなことを書いていました↓

ちなみに私の場合は、誰とも一切連絡を取らず、丸一日寝て過ごすことがたまにありますね。

おかげでLINEの未読が溜まりに溜まって友人から生存確認の電話がかかってきたこともありますよ?

あと、スマホやパソコンを起動させることなく、テレビの電源も一切入れずにデジタルデトックスする日なんかも年に数回ほどあるかな。

実はこの一文にデジタルデトックスのデメリットがあったりするんですけどね。

デジタルデトックス中は、スマホやパソコンの電源を入れることが一切ないので、当然、メールやLINEはもちろん、SNSもチェックしません。

基本的に家族や友達などとも音信不通状態になります。

初めてデジタルデトックスを実践した時、仲の良い友達が私と突然連絡が取れなくなったので、心配して留守電に生存確認のメッセージを何度も吹き込むといったアクシデントがありました。

それ以来、私もデジタルデトックスを実践する時は、友人関係には前もって一時的に音信不通になることを伝えるようにしています。

ということで、デジタルデトックスのデメリットをいくつか挙げてみました↓

  • 家族や友人と一時的に音信不通になる
  • SNSの交流が一時的になくなる
  • 仕事関係の連絡を見落とす可能性
  • 一時的に時事ネタなど世の中の流れがわからなくなる
  • 暇を感じる時がある

デジタルデトックスのデメリットは、主に外部との連絡が取れないことだったりしますが、事前に伝えておけば問題なかったりします。

また、デジタルデトックス中はネットを使った情報収集を一切しないので、数日間ではありますが、世の中の流れがわからなくなります。

しかし、毎日ネット上で目を通している情報ってそれほど重要でなかったりするもので、数日間であれば遮断しても困るようなことはありません。

逆に今までいかに無駄な情報を頭に入れていたのかを思い知らされます。

あと、デジタルデトックス中は基本的にスマホを持ち歩かないこともあって、なんだか落ち着かず、手持ち無沙汰だったりします。

時間の流れがゆっくり感じられたりもするので、もしかしたら何かと慌ただしい現代社会において「暇を感じる」というのは贅沢なことなのかも知れませんね?

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デジタルデトックスのやり方

デジタルデトックスのやり方は非常にかんたんです。

  • 家族や友人、仕事関係の人たちに音信不通になることを事前に連絡
  • SNSもプロフィールやお知らせにしばらく音信不通になる旨を記載
  • フリマアプリやオークションの出品があれば取り下げる
  • スマホ・PC・テレビ・ゲームなどの電源をオフ
  • Wi-Fiルーターの電源をオフ
  • ディスプレイを一切見ない生活を数日間送る

基本的には家にあるデジタル機器の電源をオフにして、アナログな生活を送るだけなので、休みの日だけデジタルデトックスというライフスタイルも可能だったりします。

インターネットのない生活は快適なのか?

デジタルデトックス中は一時的にではありますが、インターネットのない暮らしを送ることになります。

スマホが普及してネットの常時接続が当たり前になった現代社会において、突然、一切ネットを絶って生活するというのは、はっきり言って不便です。

私も最初はSNSやLINEの動向、ブログのコメントなどが気になったりしました。

リアルタイムで今何が起こっているのかがわからないというのも不便です。

そんな感じでなんだか世間から取り残された気持ちにもなりましたが、本を読んだり、体を動かしたりしているうちに、ネットのない暮らしも悪くないかな〜と思うようになりました。

外出する時も景色を見て楽しんだり、ボーッと考えごとをしながら歩くのが快適でした。

あと、ネットがない暮らしは余計な情報が入ってこないので、なんとなく頭がスッキリしていて気分もよかったですね。

普段は買わないような雑誌を購入したり、読まずに眠っていた本を一気に読んだり、紙とペンで今後やりたいことや目標を書き出したりといった作業も新鮮でした。

アナログな生活って必要な情報にたどり着くまで距離があったりするわけなんだけど、そこに行き着くまでの創意工夫だったり、不便な状態だからこそ出てくるアイデアみたいなものがあるんですよね。

そして、これは人にもよると思いますが、私の場合、ネット環境がないほうが他のことに気を取られずに済むので、集中できたりします。

また、一時的にでもSNSと距離をおくことで、↓↓の記事で書いたことがあらためて実感できました。

まあ、インターネットが実用化されていなかった時代では、こういった生活が当たり前だったんですけどね。

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スマホやPCを手放してデジタルデトックスツアーもあり?

最近では、旅行のプランにもデジタルデトックスが組み込まれていたりして、楽天トラベルで検索窓に「デジタルデトックス」というキーワードを入力して検索するといくつかヒットしました。

たとえば、下諏訪温泉 鉄鉱泉本館で宿泊プランのページを開くと、デジタルデトックスプランが用意されていて、こんな一文が掲載されています。

チェックインからアウトの時間まで、デジタル機器はすべてフロントにてお預かりいたします。
パソコン・スマホ・タブレット・ネットにつながる時計など。もちろん、テレビなどのデジタル機器も撤去させていただきます。(エアコンは除く)

引用元:下諏訪温泉 鉄鉱泉本館

また、天城温泉禅の湯のページには、「禅寺で断食修行体験プラン】【平日限定】本格的なジュース断食・腸内洗浄・デジタルデトックス◆2泊〜」というプランが用意されています。

他にもデジタルデトックスプランが組み込まれた旅行はいくつかあるので、まとめておきますね↓↓

ネットから距離をおいて自然と戯れるのも、たまにはいいですね〜?

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時間に余裕のない人にはプチ・デジタルデトックスという手段も有効

何日もスマホやパソコンの電源を一切入れずに過ごすのが、どうしても難しい場合は、デジタル機器の使用時間を必要最低限まで減らすプチ・デジタルデトックスも有効です。

やり方は、自分の生活スタイルに合わせて、たとえばスマホやパソコンの利用時間を↓のように制限することでネット依存から脱却できれば、自由な時間を確保できたり、睡眠の質の改善、集中力アップ、慢性疲労の回復などが期待できます。

  • 1日のメールチェックの時間と回数を制限
  • メールやSNSの返信を決めた時間にまとめて行う
  • 仕事以外でのスマホ・パソコンの使用は1日1時間
  • 使わないときはスマホやパソコンの電源を切る
  • 夜21時以降はデジタル機器の電源を入れない

コツとしてはまとめて処理できる作業は、決まった時間に一気にこなすことでしょうかね。

実際にデジタルデトックス生活を終えてみてどうだったか?

私の場合、4日間ほどスマホやパソコン、テレビ、ゲームなどのデジタル機器の電源を一切入れずに過ごしたわけなんですが・・・

  • 眼精疲労による頭痛
  • 慢性疲労
  • 睡眠の質

↑については、そこそこ良くなりました。

肩と首のコリは、たしかに楽にはなりましたが、ストレートネック気味だったりすることもあって、すぐには改善できそうにはないですね…

他にも↓のような効果を実感しています。

  • 頭がボーっとしなくなった
  • 集中力が続くようになった
  • 時間に余裕が持てるようになった
  • 身体が軽くなった

その後は、またいつもの生活に戻るわけなんですが、ネットの使用時間は以前よりも減りました。

自然と効率を重視するようになったこともあって、友達からのLINEを未読のまま何時間も放置してしまうことも増えましたけどね?

このブログも更新頻度が一気に減りました。

やはり私にとってネットは不可欠なので、今後はまた以前のようにスマホやパソコンの使用時間が増えていくことが予測できますが、定期的に今後もデジタルデトックスに取り組んでみたいと思ってます。

次はのんびり旅行にでも行こうかな?

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