12月といえば忘年会ですよね?
忘年会シーズンということもあって、夜の繁華街を歩いているとそれらしきサラリーマン集団が道端で馬鹿騒ぎしている光景に遭遇する機会も増えてきました。
私もかつてのOL時代には、わりと毎年のように忘年会に参加していた記憶がありますが、今となっては妙に懐かしさを覚えますね。
さて、そんな会社の忘年会なんですが、昨今では参加しない人も増えているようです。
「会社の忘年会に行きたくない」という声が4割超なんてデータもありますからね。
たしかに会社の忘年会って強制ではないので、別に行かなくてもいいんですけど、参加の有無を聞かれた時の断り方には注意した方がいいかも知れません。
忘年会に出席したくない理由
職場の忘年会に出席したくない人が増えているということは、それなりに理由があるはずです。
もしかしたら「とくに理由なんてないけど、なんとなく気持ち的に・・・」という人もいたりするかも知れませんが、職場の忘年会に出席したくない主な理由には↓のようなものが挙げられます。
- 話がつまらない
- 上司が嫌い
- 何かと気を遣うので疲れる
- 金銭的な事情
- 予算の都合もあってお店がショボい
- 時間の無駄
- 忘年会の余興とかゲームとかめんどくさいし苦手
- 会社の人間がハメを外しているあの雰囲気が苦手
- 過去に忘年会で嫌なことがあった
↑はいずれもよくあることというか、おそらく同じような理由で会社の忘年会には参加したくないという人も多いのではないでしょうか?
まあ、話がつまらないとか、お店がショボいとかはある意味仕方ないですね・・・
あと、忘年会の余興とかゲームも一部の人たちだけが勝手に盛り上がっているだけだったり、妙にハイテンションになって変な方向に暴走している人とかを見ると、たしかにあの雰囲気が苦手って人がいてもおかしくありません。
下品な人とか見てると気分が悪くなりますよね?
過去に忘年会で嫌な思いをしたことがある人も、とくに女性は多いようにも思えます。(セクハラ紛いの行為とか)
最近だと若い人と年配者の価値観もかなり違うので、昔の忘年会のノリが苦手な人が増えるのも納得といった感じです。
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忘年会は強制参加ではないけれど不参加だと気まずい?
先ほども書きましたが、忘年会って絶対に参加しないといけないわけではないんですよね。
しかし、とくに私と同年代の人、もしくはそれ以上の年代でしたらわかると思うんですけど、ほぼ強制参加みたいな暗黙の了解ってありますよね?
本音では会社の忘年会なんて行きたくないのに仕方なく参加する人も結構いると思います。
会社の忘年会は決して強制参加ではないけれど、参加しないと気まずいものです。
忘年会の後は、職場でもその話題が多くなりますし、自分だけ参加していないと輪の中に入れなくて気まずい思いをしますからね。
あと、別に仕事でミスをしたわけでもないのに、どういうわけか忘年会に参加しなかっただけで肩身が狭いという人もいるみたいです。
忘年会に欠席しただけで、会社の人たちには「付き合いの悪い人間」として認識されてしまうということでしょうか?
なんだかめんどくさい話ですよね・・・?
とはいえ、職場で忘年会が共通の話題になる期間なんて、せいぜい1週間程度だと思いますけどね。
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忘年会の断り方でもっとも大事なこと!
会社の雰囲気にもよりますが、忘年会の時期になると、どんな理由で断ろうかと頭を悩ませる人も多いと思います。
最近は、忘年会の案内もメールやLINEで参加・不参加を問われるだけで昔と比べると随分断りやすい環境にはなっていますけどね。
ただし、忘年会の参加を断る理由については少し注意が必要です。
会社の人たちというのは長い付き合いになるので、忘年会を欠席するために自分の立場が危うくなるような嘘はつかないようにしましょう。
「残念なことにその日は得意先の○○さんが・・・」みたいな嘘はあとでバレますからね。
職場の人間関係に支障をきたすような嘘はつかない!
これが忘年会の断り方でもっとも大事なことです。
ポイントとしてはあくまで、
- 自分の立場が危うくなるような嘘はつかない
- 職場の人間関係に支障をきたすような嘘はつかない
というだけの話で、許される範囲だったら建前として無難な理由を用意する場合もあります。
とはいっても、そこまで深く忘年会に参加しない理由を突っ込まれることってあるんでしょうか?
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無難な忘年会の欠席理由
ありきたりというか、一般的ではありますが、忘年会を欠席する理由として無難なものにはこんなものが挙げられます。
- 家庭の事情
- 体調不良
- 人間関係
なんだかパートを辞める理由にも通じるものがありますよね?
家庭の事情については、結婚している場合なんかは子供やパートナーが熱を出して寝込んでいて、忘年会までに回復しそうにないとか、独身でも親の介護などはよく使われそうですね。
体調不良も忘年会シーズンは年末に向けて寒くなってくるし、風邪を引きやすい時期でもあるので、忘年会の参加を断るには良いかも知れません。
ただし、忘年会の案内って早ければお店の予約が10月とかの場合もあるので、家庭の事情だとか体調不良を理由に欠席する場合、タイミング的な問題が出てくる可能性も考えられますね。
あと、嫌いな人がいて忘年会に参加したくない場合は、幹事の人にもよりますが、わりとストレートに相談するのが効果的だったりすることもあります。
たとえば、「○○さんが来るなら、行かないほうがいいかな・・・。忘年会の席で何か言われたら、絶対に押さえられないと思うし、揉めたらみんなに迷惑かけちゃうでしょ?」みたいな感じで、サラッと自分が参加すると危険だということを幹事さんに伝えておくと「わかった。それじゃ、仕方ないね。みんなには俺からうまく言っておくよ!」という展開に持っていけるかも知れません。
もしここで「大丈夫だよ!そうなったら俺が止めに入るから!」と言われたら、「いや、多分、誰にも止められないと思うし、誰も得しないから欠席するのが一番だよ!」とサラッと返せば良いでしょう。
実は、この話ってネタで書いているわけじゃないんですよ。
昔、私が働いていた会社の忘年会でこんな事件がありました。
この話には、後日談があって忘年会の幹事さんには事前に先ほどのような相談があったと聞きました。
にもかかわらず、私の同僚は半ば無理やり忘年会に参加させられることになったため、あんな事件が起こってしまったのだと思います。
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一次会でフェードアウト作戦
どうしても忘年会に参加しなければいけない場合、挨拶も兼ねてとりあえず一次会には顔を出して、抜けられるタイミングを見計らってフェードアウトという手段も使えます。
一次会の中盤あたりでみんながダラけてきたらチャンスです。
急用ができて帰宅しなければならなくなったと告げ、挨拶を済ませて途中で抜け出すことができれば成功です。
計画的に作戦を決行するなら、事前に幹事さんに「本当は忘年会に参加できない状況なんだけど、がんばって顔だけでも出すよ!」と伝えておくと良いかも知れませんね。
さり気なく「そこまでして参加するアピール」をするというわけです。
幹事さんも軽く罪悪感を覚えるので、フェードアウトしやすくなるかも知れません。
ここまでするとちょっとあざといようにも思えますが、どうしても途中で帰りたいのであればこんな手段もありますよ的な感じです。
まとめ:忘年会はめんどくさい
結論を言ってしまうと、忘年会って参加しようが欠席しようがめんどくさいですね。
参加しても欠席しても、どのみち気を遣うことには変わりありません。
忘年会に行きたくないという理由もよくわかります。
最近では、忘年会自体やらないという企業もあるみたいですけどね。
嫌々忘年会に参加する人ばかりなら、最初からやらない方が良いと思います。
ということで、最後に要点をまとめておきましょう。
- 会社の忘年会に行きたくない人が4割超
- 忘年会に参加しないと何かと会社で気まずい思いをする場合もある
- 社内での忘年会の話題は1週間ほどで落ち着く
- 忘年会の断り方で大事なことは自分の立場が危うくなるような嘘はつかない
- 忘年会に欠席するために職場の人間関係に支障をきたすような嘘はつかない
- 忘年会を欠席するために無難な理由は「家庭の事情・体調不良・人間関係」
- どうしても断れなかった場合は一次会フェードアウト作戦
私も会社員だった頃は、毎年忘年会には参加していましたが、たしかに「めんどくさい」とは思っていましたね 😉
夜のお仕事に慣れていたため、「これって普通に時給発生案件じゃない?」なんて思ったことさえありますよww
友達同士の忘年会だったら楽しいんですけどね・・・