先日、なにかと群れたがる女性たちの心理について、歴史的背景にも触れつつ現代社会で女性特有の集団行動が抱える問題などをあぶり出してみましたが、価値観が多様化した現在では集団に属すること自体に疲れ切ってしまった人も少なくないようです。
実際にこんな声もネット上にはわりと多かったりしますからね↓
- 女集団ってめんどくさい
- 女子グループって疲れる
- 女の集まりが苦手
- 女友達のグループが面倒
- 仲良し女子グループがうざい
ネット上ではこののような意見もあちらこちらで溢れているけれど、実際には現実社会で抑圧している感情が↑の発言に表れていたりするんじゃないかなと思う次第です。
現実社会ではあらゆる場面で、協調性が大事だとされる風潮がありますから。
なぜ女集団に属していると疲れるのか?
- 女性の集団にうまく溶け込めない
- 同じ女性同士なのにそこには自分の居場所がない
- 自分だけがどこか浮いた存在
- みんなと同じ行動をするのが苦手
↑このように感じている人も結構いたりするのではないでしょうか?
仕事でのプロジェクトみたいに何か明確な目的意識があっての集団でしたら、チームが一丸となる必要があるため、仕方なかったりもしますが、プライベートやどうでもいいことまで集団で行動していたら、そりゃ「なんか違うな・・・」と違和感を覚えることの1つや2つあるでしょう。
「本当はこうしたかったのに、みんながそうするなら仕方ないか・・・」という選択をせざるを得ない場面ってありますよね?
基本的に人間というのは、自分の正直な気持ちとは裏腹に周囲の価値観に合わせて生きていると疲れます。
自分らしさを押さえて生きるって窮屈ですからね。
まあ、これが男集団だったらプライベートにまで踏み込んでこないので、それほど疲れることもないんですけどね。
でも・・・
女性は目的意識よりも相手そのものに興味を抱くため、他人のプライベートにも平気で踏み込んでくる傾向が強いわけです。
良くも悪くも男性より好奇心が旺盛な女性は、根掘り葉掘り聞いてきます(笑)
答えたくない質問も平気でしてきますしね。情け容赦なく・・・
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対処法は決して無理しないこと!
女性の集団が苦手だという人は、とにかく無理しないことです。
あえて対処法をあげるとこんな感じかな↓
- 無駄なことに首を突っ込まない
- 自分は自分、他人は他人で割り切る
- 自分と反対意見にいちいち反応しない
- 見栄をはらない
- 受け流す(スルースキル)
かんたんにいえば、集団でいるときは極力エネルギーを消費しないように振る舞うということです。
3人組と4人組で集まるときは注意
1対1で会って話すんだったら何も問題ないのに、何人か集まると途端に疲れるという人もわりと多いようです。
みんなで集まって何時間か話して別れたあと、疲れがドッときた経験ってありませんか?
1対1で誰かと長時間話をしても全然大丈夫なのに、なぜか何人かで集まると疲れる原因は、集団による心理的圧力だったりします。
集団による心理的圧力は、とくに集まっているグループの人数によって影響を受けやすい場合があるので気をつけてくださいね。
たとえば、3人のグループで集まった場合、価値観や意見が1対2に分かれたりしますよね?
この状態は、少数派の人にとって1に対して2の圧がかかるということです。
また、4人のグループで集まった場合は、価値観や意見の対立は1対3か2対2に分かれます。
1対3だと1に対して3の圧がかかるというわけです。
そして、価値観や意見の対立が2対2だとグループは2つに分断されて、さらに会話はヒートアップすることもあります。
で、結局「じゃあこういう場合はどう?」みたいな展開になって最終的に1対3に分かれるというオチもよくあることです。
実は、このちょっとした価値観や意見の相違がストレスになったりするんですよ・・・
たちが悪いことに、決して白熱した議論や口喧嘩なんかじゃなくて、本当に些細な日常会話でもそれは起こり得るということです。
たとえば女性3人でいるときに、本当にどうでもいいような「あのさ~、最近流行ってる●●ってあるよね?あれってどう思う?」みたいな日常会話でも「私は◯◯派!アリサはどっち?」なんて相手から意見を求められた場合、その結果が1対2とかに分かれると、自分が少数派だったらそれがチクチクと精神を突くわけですよ。
表向きでは何気ない日常会話ですが、自分以外の2人が「え~なんでぇ~、普通はこうでしょ?アリサ変だよ!おかしくない?」と突っ込んでくると、潜在意識は否定されたと受け止めるみたいな・・・
この小さな価値観の相違や意見の対立が、たった数時間の会話の中で何度も繰り返されると知らず知らずのうちに消耗してしまうんですね。
もちろん、そのときはお互い会話を楽しんでいるので険悪なムードにはなりませんよ。相手側にも悪意はありません。
だけど、結果的には「今日は楽しかった~!また今度ね!」とお開きになった途端、疲れがドッと押し寄せてくるという。
ちなみに5人グループ以上だと、もちろん1対4で意見が割れればキツイですけど、確率的にすべての会話で自分が1人になることは少ないかと思います。
2対3で意見が割れても、もう一人自分と同意見の人がいるというのは心強いことですしね。
もしかしたら「そんなこといちいち気にしなきゃいいのに・・・」と思うかもしれませんが、こういった目に見えない圧力は無意識の領域というか、潜在意識に働きかけてくるものなんですね~
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集団の中には自分の意見を素直に言えない雰囲気がある
これは女性に限った話ではなくなるけど、人が集まるコミュニティって独特の雰囲気があって、そこには目立つ人と目立たない人が出てきます。
目立つ人というのは、そのコミュニティの中で影響力・発言力のある人のことをいいます。
わかりやすくいうとリーダー的存在ですね。
で、どうしても集団の中ではひとつの意見や主張に対して少数派と多数派に分かれてしまうものです。
さっきも話したように少数派というのは、多数決の中では圧倒的に不利ですよね?
そうなると当然「自分はこう思うけど、みんながそう思っているから仕方ないか・・・」という選択をせざるを得ない場面も出てくるわけですよ。
自分だけ大多数の価値観や意見に対して異を唱えると、叩かれる危険がありますからね。
集団の中には自分の意見を素直に言えない雰囲気があるということです。
これがまた疲れるんですよね・・・
とくに集団の中での少数派の人たちが「自分の居場所がない」とか「自分だけがどこか浮いた存在」だと感じるのは、そういうことなんじゃないかなと。
♪言いたいことも言えないこんな世の名の中で~♪ って感じですよね?
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一人の方が気楽な理由
何かをするには少なからず意思決定が必要なわけですけど、自分一人だったら誰の意見も聞かず自分で決めればよいだけの話です。
しかし、集団行動となると自分の独断で行動するわけにもいきませんよね?
集団行動って、みんなの意見を聞いて一旦まとめてから案を出して、さらに見直したり調整したり・・・という工程が必要となってくるので、行動するならやっぱり一人の方が気楽だったりします。
集団行動以前に人の意見を聞いて決定するまでの間に結構なエネルギーを消費します。
そして、実はこの集団で行動する前段階の意思決定で、さっき書いた小さな意見の対立が起こったりもするわけですよ。
意見が1対2とか1対3に割れた場合は、どうしても多数派を優先せざるを得ない状況になりますしね。
自分一人よりも集団行動の方が圧倒的にフットワークは重くなります。
とくに女性グループの場合は、意思決定の話し合いでも途中で脱線して無駄話が延々と続いたりするので、疲れが倍増する可能性も高いという・・・w
そりゃ、疲れますよね?
一人の方が気楽だというのもよくわかります。
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まとめ
女性の集団の中にいるとなぜか疲れてしまう人って、とくに現代社会では多いと思います。
別に嫌いな人とつるんでいるわけでもなければ、仲良しグループなのになぜかみんなと一緒だと疲れる・・・という人たちが抱えている疑問もこれで少しは晴れたのではないでしょうか?
最後に重要なところをまとめておきますね。
まずは、女性グループが疲れる原因↓
- 女性の集団に疲れる原因は会話の中で生じる小さな精神的圧力
- 価値観の相違や意見の対立で少数派は不利な状況に追い込まれる
- 集団の中で自分の思ったこと・素直な気持ちを押さえると疲れる
- 自分らしさを発揮できないストレスが蓄積されると疲れる
- 女性集団の意思決定はいろいろ面倒でフットワークが重い
↑を踏まえた上での対処法↓
- 無駄なことに首を突っ込まない
- 自分は自分、他人は他人で割り切る
- 自分と反対意見にいちいち反応しない
- 見栄をはらない
- 受け流す(スルースキル)
↑の対処法は、女性集団の中で生じやすい小さな精神的圧力を極力少なくするための行動だったりします。
合わせて人間関係全般の煩わしさや対処法についても参考にしてください。
なにかと面倒な女性グループとのかかわりですが、合わせて関連記事もお読みいただくと、さらに上手に立ち振る舞うことができるかもしれませんね?