「40代の一人暮らしは寂しい」なんて言われることが度々ありますが、とくに独身の女性は35歳を過ぎた(アラフォー突入)辺りから私生活において孤独を意識する傾向が強いようです。
私もアラフォー独身女性で一人暮らしをしていますが、たしかに孤独を感じる時はあります。
しかし、寂しいという感情が湧き出てきて絶望的な気持ちになることは、ここ数年の間ではほとんどないんじゃないかと思います。
とはいえ、30代後半辺りの女性が40代独身で一人暮らしをしている女性を見て「寂しい人生だな」と思う気持ちは理解できますし、実際に40歳を過ぎて一人暮らしに寂しさを感じている女性がいることも事実です。
先に答えを言ってしまえば、40代の一人暮らしが寂しいかどうかなんて人によって違うということになるわけなんですけど、それでは話がここで終わってしまうので面白くないですよね?
ということで、今回は主に↓↓に注目してアラフォー以降の一人暮らしと寂しさについて掘り下げていきたいと思います。
- 40代の一人暮らしは孤独で寂しいと感じる理由とは?
- アラフォー世代の一人暮らしで寂しさを実感する瞬間
- 一人暮らしが寂しくてたまらない人の特徴
- 結婚すれば孤独は解消されるのか?
- 老後の不安と一人の寂しさ
- 一人でいる自由を持て余すのも寂しさ
もし現在、アラフォー世代で一人暮らしに寂しさを抱えているのであれば、この記事をお読みになって自分の人生を考えるきっかけにしていただけたら嬉しい限りです。
もくじ
周囲の既婚者や価値観の変化がもたらす孤独感
アラフォー世代に突入すると一人暮らしが寂しく感じるのは、周囲の知人や友人が次々と結婚して家庭優先になるというのも理由のひとつとして大きいのではないでしょうか?
若い頃はいつでも気軽に連絡できて一緒に出かけたりしていた友人であっても、結婚すれば家庭のことが第一になるため、なかなか予定が合わなくなるものです。
しかも、次々と周囲の人たちが結婚していくとなると、どうしても自分と比較してしまいますよね?
そういった経緯もあって、周囲と自分の生活観のギャップによって自分だけが取り残されたような孤独を実感するわけです。
「他人は他人、自分は自分」とうまく折り合いをつけることができない人ほど、この傾向が強いように思えますね・・・
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アラフォーの私が私生活で孤独を実感する瞬間
現在はアラフォー独身女性に該当する私なんですが、これでもかつては結婚していた時期もあったりします。
なので、一応は既婚女性と独身女性それぞれの立場というのを経験しているわけですけど、私が一人暮らしをしていて孤独を実感する瞬間は主にこんな時が多いですね↓↓
- 丸一日誰とも会話をしなかった時
- 喜びや悲しみを共有できる人がすぐそばにいない時
- ひとりで外食する時
- 体調不良の時
ただし、これも時と場合にもよるので、毎回寂しいと感じるわけではありません。
というのも、私は誰とも話したくない時がわりとあったりするし、体調不良の時はたしかに孤独なんだけど、家に誰かがいればそれで良いかというと必ずしもそうではないという・・・。
思い返してみると結婚してた頃なんかは、こっちは体調不良で寝込んでいるのに夫が帰ってくるなりテレビをつけたり、やたら物音がうるさくて「頼むからひとり静かに寝かせてほしい!」と思ったことも多々ありました。
外食については、別にひとりでもいいんですけど、さすがに一人焼肉とかは・・・って感じです(笑)
あらためて振り返ってみると、私が一人暮らしに孤独を感じる時ってほとんどが自分の都合だったりするんですよね。(もちろんすべてじゃないですよ)
おそらくそれは私以外の方も当てはまるのではないかと思います。
もし一人暮らしが寂しいと感じているなら、その「寂しいという感情」は自分の都合によるものではないか?よく考えてみると良いでしょう。
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一人が寂しい独身女性の特徴とは?
基本的に女性というのは寂しがり屋だったりするわけですが、一人でいるのがつらいという人ってわりといたりしますよね?
私はどちらかというと一人の方が気が楽というか、自由で快適だったりするんですけど、若い頃はまったく違いました。
とくに10~20代の頃は、常に誰かと一緒にいたくて、大人数で騒いだりするのが好きでしたからね。
今でいうパリピ的な感じ?w
当時は私の部屋にもよく友達が泊まりに来てました。
しかし、この年齢になって当時のことをあらためて冷静に振り返ってみると、あの頃は気づかなかったけど見えてくるものがあったりするものです↓↓
- 自分に自信が持てなかった
- 日常の空虚さを満たしたかった
- 一人じゃないってことに安心感を得たかった
今思うと、10~20代の頃の私は依存体質でしたね・・・
で、話を戻しますが、アラフォー世代に突入しても一人でいるのが耐えられないほど寂しい人というのは、どこか依存体質の傾向が強いように思えます。
つまり、一人でいるのが寂しいアラフォー独身女性の特徴は依存体質ということです。
- 精神的に自立できていない
- 打ち込めるものが何もない
- 目標が定まっていない
- 時間の使い方が下手
とくに↑↑の条件に当てはまる場合は、注意した方がいいかもしれませんね?
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結婚すれば孤独を解消できる?
一人暮らしに寂しさを抱いている多くの独身女性が一度は考えるであろう「結婚すれば孤独を解消できる」という価値観なんですが・・・
たしかに物理的には一人じゃなくなるので寂しいと感じることは少なくなるかもしれません。
しかし、極端に依存体質の人はパートナーに対する欲求がどんどんエスカレートしていって「いつも一緒にいるのに心は寂しい状態」に陥ってしまう危険があります。
先ほど「私が一人暮らしに孤独を感じるのは、ほとんどが自分の都合」だと書きましたが、依存体質の人ほどこの「自分の都合」による欲求が膨張していく傾向が強いように思えます。
もちろん、困った時にパートナーを頼るのは悪いことではありません。
でも、自分の都合による欲求がエスカレートしていって、それを相手に押し付けてしまえば家庭崩壊にもつながる危険性もあるということです。
もしそうなってしまったら結婚しても孤独は解消できず、結局また寂しい一人暮らしに逆戻りという結末に・・・。
ある意味、「結婚すれば寂しくなくなる」という考えは危険かもしれませんね?
実はこういう考え方って、婚活に精を出して必死になっている女性に多かったりするんですけどね・・・。
夢を壊すようなことをあえて書きますが、結婚してもその生活が生涯続く保障はどこにもありません。
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老後が不安だから一人だと寂しい?
世間一般でもよく言われる独身者の老後は孤独みたいな話なんですが、たしかに不安はあります。
しかし、生涯独身かどうかもわかりませんし、たとえ結婚していたとしてもパートナーと一緒に老後を迎えられるかどうかさえわかりません。
つまり、先にどちらかが逝ってしまったら・・・ってことです。
また、子供がいるから安心かというと、どうなんでしょうねぇ・・・。
家族がいればたしかに孤独ではなくなりますが、不安が完全に解消されるわけではないですからね。
人間って臆病だから、どうしても不安要素が多いと一人でいるのが心細くなるものです。
でも、まだ起こっていない事態を恐れて「どうしよう・・・私ひとりぼっちだ。このままじゃ寂しい。」なんてことを考えている暇があるなら、今できることを精一杯やって不測の事態に備えた方が賢いんじゃないかと思いますけどね。
老後の不安と一人暮らしの寂しさを混同してしまうと、絶望感が増幅されてしまうので気をつけましょう。
老後の不安については、合わせて↓↓の関連記事をお読みいただくとさらに理解が深まります。
一人でいる自由を持て余すのも寂しさ
人間って拘束された状況にある時は「自由になりたい!開放されたい!」と思うものなんですが、いざ自由な時間を与えられると何をしていいかわからない場合も多かったりしますよね?
私も離婚して一人になった直後はそんな時期もありましたよ。
せっかく手に入れた自由な時間なのに、何をしていいのかわからず持て余してしまうみたいな・・・。
しかし、一人の時間を持てるって実は貴重なことです。
誰にも奪われない自分だけの一人の時間なんて、年を重ねるごとに減っていくものですからね。
私が本当に寂しいと思うのはアラフォーで一人暮らしをしていることなんかじゃなくて、誰かがそばにいないと自由さえ持て余してしまうような時間の使い方しかできない自身の在り方なんですよね・・・。
一人でいる自由を持て余してしまう人というのは、先ほどあげた↓↓の条件とも合致するのではないでしょうか?
- 精神的に自立できていない
- 打ち込めるものが何もない
- 目標が定まっていない
- 時間の使い方が下手
冒頭で「40代の一人暮らしが寂しいかどうかなんて人によって違う」という答えを提示しましたが、その違いはどこにあるのかをよく考えてみると良いでしょう。
結局のところ、一人だろうが二人だろうが寂しい人は寂しいんですよね・・・?
ということで、私はもう少し一人でいることを楽しもうと思います。
きちんと自立できていれば、一人でいるのも楽しいですよ。