正社員と比べて働くのも辞めるのもわりと気軽だったりするのが、パート勤務やアルバイトの特徴のひとつだと言われていますが、いざ辞めるとなると退職する日までの残された期間が気まずいという人も多いようです。
以前、このブログでもパートを辞めたいけど人がいないので辞め難いという話を取り上げましたが、今回はなんとか辞めさせてもらえることにはなったけど、実際に辞めるまでの気まずい期間をどのように乗り越えればいいか? について書きます。
パートを辞めたいと相談してきた私の友人の話がベースとなっているので、合わせて↓↓の記事も読んでいただけたらわかりやすいかと思います。
まあ、一番の対処法は気にしないことなんですけどね!
とはいえ、なかなかそうはいかない人も世の中には多いでしょう。
もしパートを辞めることが決まってから、職場の人たちの態度が急変したり、雰囲気が気まずい状況になっていたら参考にしてみてください。
もくじ
パートを辞めることが決まった途端に態度が急変する職場
もちろん職場にもよりますが、同じパート仲間としてこれまで一緒に楽しく働いてきたのに自分が退職することが決まった途端に周囲の態度が急変することもあるようです。
いわゆる手のひら返しといった感じでしょうか?
さすがにあからさまな嫌がらせとかはないとは思いますが、話を聞く限り、当事者にとってはこれまでとは微妙に違ってなんだか気まずい雰囲気を察することができるみたいです。
具体的にどんなふうに気まずいのかというと・・・
- 話しかけてもそっけない
- 挨拶に笑顔がなくなった
- 挨拶しても無視
- 会話が少なくなった
- 避けられているような雰囲気
- 陰口を叩かれるようになった
- 休憩中に自分だけ蚊帳の外
↑↑のような状況が増えるようですね。
パートを辞めることが決まった途端に態度が急変といっても、決して嫌がらせやいじめのような仕打ちを受けるわけではありません。
雰囲気的なものというか、他のパートさんと少し距離があって気まずい・・・といった感じですかね?
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女性中心のパート先ほど辞めていく人に対して冷たい?
パート勤務の女性というのは、人それぞれ働く理由も違えば立場や生活環境が大きく異なる場合も非常に多いため、価値観の相違がはっきりと現れる傾向が強いといえるでしょう。
- 非正規雇用を強いられている貧困女子
- 子育て中の主婦
- シングルマザー
- 空いた時間を有効活用して働く主婦
- 家計が苦しい主婦
- 新婚主婦
- 子育てが終わって時間を持て余している年配主婦
↑↑は、いずれも同じパート勤務の女性です。
年代も幅広いですし、家庭環境や格差もサラリーマンに比べると顕著だったりしますよね?
とくに女性は主観的かつ感情で物事を判断する傾向が強く、集団化すると派閥もできやすいため、結束する時はうまくいくけど、離脱(退職)するとなると裏切り者のレッテルを貼られてしまう危険性もあるんですよね・・・。
その結果、↓↓のような状況に陥る可能性もあるというわけです。
とくにシングルマザー同士だったり、子育てが忙しい主婦同士のパートは仲良くなりやすいけれど、どちらかが先に辞めるとなると取り残された側は、どこか裏切られたような気持ちになったりすることもあるようです。
それはもちろん人にもよりますけどね。
また、人手不足が深刻化していて常にピリピリしている職場では、ストレスの捌け口がないため、辞める人に対して不満の矛先が向かう危険性があります。
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対処法は細かいことをいちいち気にしないこと!
もしパートを辞めることが決まってから職場の人の態度が急変したとしても、退職する事実は変わらないわけですし、いずれサヨナラする人たちなので細かいことをいちいち気にしないことが一番の対処法です。
どうしても退職を良く思わない人というのはいますからね。
そういう人を説得して考え方をあらためてもらうのは非常に困難ですし、一緒に働くのは退職までの残されたわずかな期間だけです。
なんとなく気まずい雰囲気だとは思いますが、黙々と与えられた仕事をこなしているだけで時間は過ぎていきます。
これまで一緒に働いてきたのにどこか寂しい気持ちになるのは理解できますが、やはりこういった状況になってしまったら割り切ることが重要だったりしますからね。
退職する日まで無難に過ごす方法
細かいことをいちいち気にするなと言われても、そういうわけにはいかない人も中にはいるでしょう。
どうしてもうまく割り切れなかったり、退職する日まで耐えられそうにない場合は↓↓のような対策もあります。
- できるだけシフトを減らしてもらう
- 嫌な人や苦手な人とシフトをずらす
- 嫌な人と距離を置く
- 体調不良を理由に休む
退職が決まったら、できる限りは最後まできちんと勤め上げたいものですが、どうしても職場の雰囲気に耐えられそうにない場合は、シフトを減らしてもらったり、嫌な人や苦手な人と距離を置くしかありません。
まあ、なんとなく気まずい程度でしたら、そこまでしなくても退職するまで乗り切れる場合がほとんどだとは思いますけどね。
また、できれば使いたくはありませんが、体調不良を理由に休むという最終手段もあります。
もちろんそのままフェイドアウトは良くないので、2~3日休んで気持ちを落ち着かせるといった感じですけどね。
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辞めていく人だからこそ変に気を遣われることも?
パートを辞めることが決まると、他のパートさんから変に気を遣われて気まずいという場合もあります。
退職が決まった途端、妙にやさしくされたりとか・・・。
もしかしたら、こういった傾向は女性ばかりの職場では珍しいかもしれません。
しかし、あれって本人にしてみれば、どこか気持ち悪かったりするんですよね。
この場合は、気を遣わず、いつも通りに接してほしいことを周囲には伝えて、退職する日まで普通に過ごせば良いと思います。
自意識過剰が原因の場合も・・・
パートの退職が決まった途端、周囲の人たちによる手のひら返し・・・というのは、単なる自意識過剰だったりする場合も考えられます。
とくに女性は男性に比べて思い込みが強いですからね。
実は他のパートさんはそれほど気にしていない可能性もあります。
自意識過剰な状態だと、ほんの些細なことで周囲の言動ひとつひとつが自分の退職のせいに思えてくるものです。
たとえば、パートを辞めることが決まった次の日の朝、他のパートさんに挨拶してもそっけなかったのは、単に相手が眠くて無愛想になってしまっただけかもしれません。
パートを辞めることに対して自意識過剰になってしまうのは、どこかに罪悪感を抱いている可能性が考えられます。
パートを辞めることに後ろめたい気持ちがないかどうか考えてみると良いでしょう。
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結論:パートを辞める日まで堂々としていればOK!
正当な理由があってパートを辞めることが決定したのであれば、周囲に対して後ろめたい気持ちを抱く必要はありません。
決して悪いことをしているわけではないので、堂々としていれば良いのです。
もし退職が決まってから、手のひらを返すように他のパートさんの態度が急変しても自分がパートを辞めるという事実は覆りませんからね。
何ひとつ悪いことをしているわけでもないし、辞めることが認められているのに変に周囲を気遣って中途半端な態度を取ってしまうと余計に気まずくなるような気がします。
たしかに女性特有のパワーバランスが存在するようなパート先だと、退職するその日まで気まずいかもしれませんが、何もしなくても時間は過ぎていくものです。
最後まで淡々と仕事をこなして、あとは辞めるだけです。
たとえ最悪な状態でも時期が来れば退職できるので、気まずい雰囲気だからといって下手に取り繕って円満退職にもっていく必要はありません。
先ほども書いた通り、細かいことをいちいち気にせず、悪いことをしているわけではないので最後まで堂々としていればそれでOKです。
パートを辞めるまでの残されたわずかな期間よりも、その先の未来に目を向けましょう!