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仕事を辞めたいと言えない!辞め難い心理状況に追い込まれていないか?

「仕事を辞めたい」と言えない理由は?

本当は仕事を辞めたいけど実際に辞めるとなると、なかなか言い出せない人というも多いのではないでしょうか?

以前もこのブログで取り上げましたが、「仕事を辞めたい」と思うことは甘えでも逃げでもなく、人間の本能的欲求なので誰にでもあって当然のことです。

しかし、仕事を辞めると言えない人が、この世の中にはたくさんいます。

仕事を辞めると言えないその背景には、いったい何があるのでしょうか?

「どうしてこんなにも会社を辞めたいのに、退職を切り出せないのだろう?」と悩む人は、その背景にある仕事を辞め難くしている人間心理と環境に目を向けてみると、冷静に対処できるようになるかもしれません。

仕事を辞めたいと言えない背景には、職場の人間関係と環境の2つが大きく影響していますからね。

この記事を最後まで読んで、仕事を辞めたいと言えない原因を突き止めて、うまく対処できるようにしておきましょう!

仕事を辞めると言えない主な理由

自分の意思が伝えられない状況

決して職場で何か嫌なことや突発的なトラブルがあって衝動的に仕事を辞めたいと思うわけではなく、真剣にあれこれ悩んだ末に退職を考えてはいるんだけれど、なかなか「仕事を辞めたい」と言えないサラリーマンやOLは結構多いと思います。

本当に辞めようと思えば、いつでも辞めることはできるはずなのにどうして「辞めます」の一言が言えないのかというと、主な理由はこんなところではないでしょうか?↓

  • 上司が怖くて言えない
  • 仕事仲間から嫌われたくない
  • 自分が辞めることで周囲に迷惑がかからないか心配
  • 退職後の不安
  • 親や家族が反対すると思うと言えない

↑をサラリと見てもらえばわかると思うんですけど、これらの理由ってどれも人間関係を気にし過ぎているんですよね。

退職後の不安というのは、収入面だったり、キャリア的なことだったりもあると思いますが、心のどこかで世間体を気にしているケースも考えられます。

つまりは、自分が周囲の人たちからどんな目で見られるのか?を考えると、なかなか仕事を辞めるとは言い難い状況になるということです。

ちなみに↓の記事で登場する私の友人は退職後の不安で仕事を辞めるべきかどうか悩んでいました。

また、上司が怖くて仕事を辞めたいと言えない場合はパワハラやモラハラの可能性もあるので、↓の記事を参考に窓口や公的機関に相談してみると良いでしょう。

職場いじめの相談先は? 職場でのいじめ(パワハラ・モラハラ)を相談するのはこの4つの機関!

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退職し難い職場の環境

職場の環境

仕事を辞めると言えない理由を考えるうえで、人間関係とは別にもう一つ大きな影響を及ぼしているのが職場の環境です。

とくに仕事への責任感や使命感の強い人ほど、職場の環境に影響されやすかったりするものです。

たとえば、あなたの働いている会社の現状が↓のような状況だったら、仕事を辞めたいと思っていても言い出せないというか、なかなか辞めたいとは言い難いのではないでしょうか?

  • 人手不足
  • 繁盛期で忙しい
  • 新入社員が入ってきて教育が必要
  • まだ入社して間もない
  • 成績が著しく悪い

↑については会社の環境だけでなく、あなた自身の立場も含まれます。

責任感や使命感が強い人ほど「本当は仕事を辞めたいけど、今はそんなことを言ってられる状況じゃないなあ・・・」と考え込んでしまって、会社に退職の意思を伝えることができない傾向にあります。

しかし、人手不足や業務が多忙なのは本来であれば企業側の課題であって、あなた自身が何とかする問題ではないんですよ。

会社側が業務をうまく回す仕組みを整えるべきなんです。

また、あなたの会社での立場によっては、なかなか仕事を辞めたいと切り出すのが気まずいこともあるでしょう。

でも、法律的に仕事を辞めることは労働者の権利なんですよね。

仕事を辞めるというのは、労働者として与えられた当然の権利を行使するだけの話です。

難しく考える必要はありません。

考えすぎてしまうと人間は行動できなくなってしまうものです。

環境が与える影響って大きいですよね?

ちなみになんですけど・・・

 

仕事への責任感や使命感が妙に強い人は、職場でいじめられやすいタイプに該当する場合もわりと多いので、心当たりはないかチェックしてみると良いですね↓

職場いじめに遭うタイプ 職場でいじめられるタイプは理不尽な嫌がらせにも耐える人

責任感や使命感から上司や先輩社員の理不尽な要求にも耐えてしまう人って実際にもいますからね・・・

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思いとどまらずに仕事を辞めるには?

仕事を辞めたいと言えない原因は、主に職場の人間関係とあなたを取り巻く環境にあることはご理解頂けたでしょうか?

必要以上に責任感や使命感の強い人ほどそういった影響を受けてしまい、本当は仕事を辞めたいのに、なかなか切り出せない状況に追い詰められるというパターン。

しかし、仕事を辞めることは労働者の権利ですし、会社の状況は企業側が何とかしなければならない問題であって、あなたが抱え込むものではありません。

ここをしっかりと押さえていれば、あとは辞めるという決意だけです。

何も思いとどまることはありませんよね?

退職の意思を会社に伝えるタイミング

会社を辞める決心ができたら、次に考えるのは退職を告げるタイミングです。

退職の意思を伝えるのは、まずはあなたの直属の上司で良いでしょう。

タイミングとしては、退職の1~2ヶ月前に上司に相談を持ちかけるのが望ましいですね。

法律的には、2週間前に退職を申し出れば問題ないとされてはいますが、円満に退職するうえで業務の引き継ぎだったり、有給の消化などを考慮すると最低1ヶ月は猶予があった方が良いかと思います。

また、退職については会社の規定がある場合も多いので、事前にきちんと確認しておいてください。

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就業規則は守るべき

仕事を辞めるといっても、会社の就業規則によってすぐには退職できない場合もあります。

企業によっては、「法律的にこれってどうなの?」って感じの就業規則を定めているところもあるかもしれません。

それでも許容範囲であれば、会社の就業規則をきちんと守って円満退職した方が良いと思います。

「どうせこんな会社辞めるんだし、就業規則とか言われても関係ねーよ!」なんて思う人も中にはいるかもしれませんが、ここでトラブルが発生すると最後の最後で面倒なことになる危険性もあるので気をつけてくださいね。

最後は「お世話になりました。」と一礼して、気持ちよく会社を去りたいものです。

最終手段は退職代行サービス

退職代行サービスとは?

会社を辞めるうえで、きちんとした手順を踏んでどうにか円満に退職しようと試みたけれど、どうしてもうまくいかない場合もあるかと思います。

とくに従業員の人権を無視したブラック企業に勤めている場合は、上司や人事の担当者ときちんとした話し合いさえもできなかったりしますからね。

また、会社によっては高圧的な態度で退職を引き止めようとする可能性だって否定はできません。

そんな時は、最終手段として退職代行サービスを利用するというのも選択肢のひとつとして考えておくとよいでしょう↓

合わせて読みたい関連記事

ブラック企業から開放される手段として、今後、退職代行サービスは強い見方になる可能性を十分に秘めています。

仕事を辞めたと言えない原因をきちんと把握して、タイミングさえ誤らなければ退職するのはそれほど難しいことではありません。

目先の生活も大事ですが、本当に大切なのはあなたの可能性であり、将来性ですからね。

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