毎日働いても働いても一向にお金は貯まらず出ていくばかりで貯金もできない・・・
苦しい生活を強いられている30-40代が増えていることは、以前書いた記事でも触れている通りですが、貯金がまったくない(=0円)という人も結構いるようです。
実は私も昔、貯金ゼロ生活に陥った時期があったりするんですけどね・・・。
家賃、光熱費、通信費、年金、国民健康保険・・・生活に必要な出費だけで財布の中身がスッカラカンになると「いったい私は何のために働いているのだろう?」なんて頭を抱えてしまうことも多いですよね?
「このままじゃヤバイ!なんとかしよう!」と強く思っても、毎日頭の中が金策でいっぱいというのはつらいものです。
やはりお金の基礎知識や管理の仕方というのは、きちんと身につけておく必要がありますね。
そんな私の経験も踏まえつつ、今回はちょっと前の統計を参考に貯金ゼロ問題についてその対処法も含めて掘り下げていきたいと思います。
もし現在の生活を見直す必要に迫られているのであれば、ひとつ参考にしてみてください!
貯金ゼロ生活から脱却するヒントがきっと見つかることでしょう。
もくじ
30~40代の4人に1人が貯蓄なしって本当?
2017年のニュースですが、こんな統計があります↓↓
参考
30・40代の貯蓄額は平均132万円、貯蓄ゼロも4人に1人ライブドアニュース
↑↑の記事によると、
現在貯蓄できているお金はいくらあるか聞いたところ、貯蓄できていないとする「0万円」が25.4%と、およそ4人に1人の割合でみられ、「1万円~50万円以下」(28.3%)と合計すると、半数以上(53.7%)の人が貯蓄額50万円以下であることがわかった。
引用元:ライブドアニュース
「30代・40代男女の貯蓄額とは? 平均132万円で貯蓄なしが25.4%」
とのことです。
この数字は30~49歳の男女1,000人を対象としたアンケート結果に基づくものですが、1,000人中4人に1人が貯蓄ゼロだったということなんですよね・・・
この統計を見ても、30-40代の貧困は女性だけの問題ではないことがわかります。
また貯蓄ゼロということは、貧困生活にこそ陥っていないものの、自転車操業状態の人もわりといたりするんじゃないかなと。
かつての私もそんな感じでしたからね。
スポンサーリンク
貯金0円生活の不安といえば?
10~20代でしたらまだしも、さすがに30歳を過ぎていると貯金0円ってかなり大きな不安要素ですよね?
- 将来が見えない(老後どころじゃない)
- 将来の不安と金策でストレスが溜まりやすい
- 毎日が我慢との戦い(甘い誘惑はたくさん)
- 病気になれないプレッシャー
他にもいろいろと不安要素はあると思いますが、やはり病気になれないというのは中でも大きなプレッシャーだと思います。
働けなくなったらヤバイですからね。
もし入院するとなったら、それなりにお金も必要です。
そして何よりもお金の悩みというのは精神を蝕んでいきます。
貯蓄できない人の特徴
実は私の周囲にも貯蓄0円かどうかまではわかりませんが、それに近い状況の知人が何人かいたりします。
いわゆる貯蓄できない体質の人ですね。
私は過去に夜の世界で生きていたこともあって、そういう人たちを何人も見てきました。
彼らを冷静に見ていると、いくつか共通点があったりするものです↓↓
- 給料が入ると気が大きくなってパーッと使う
- 将来について楽観的
- ストレス解消にお金を使いすぎる
- 計画性に乏しくその場のノリで動く
- 雰囲気に流されやすい
- 衝動的な部分が目立つ
- 欲望がコントロールできない
- 興奮しやすい傾向
- 手数料を気にせずコンビニに設置されたATMを頻繁に利用する
貯蓄できない人たちの主な特徴をあげてみると、こんな感じですね↑↑
わかりやすく端的に一言で表すと、「お金があれば、あるだけ使う人」です。
こういう人たちを見ていると、性格的には明るくて気前のいい人が多いように思えます。
私が昔、働いていたお店に時々来ていたお笑い芸人の方なんかもこんな感じでしたよ~
スポンサーリンク
預金残高の金額は精神安定剤!
世の中には「貯金なんかしてお金を貯め込んでいても意味がない」なんていう意見もあるようですが、いくらマイナス金利であってもある程度の貯蓄は生きていくために必要です。
私も預金残高が数十円だった時期は、不安で仕方なくて精神状態が不安定になりやすかったですからね。
できれば半年くらいは何もしなくても生活できるほどの貯金はあった方が良いと思います。
貯金があるとその分、精神状態も安定しますしね。
預金残高の数字は精神安定剤みたいなものです。
まあ、税金の支払いなどで残高がゴッソリ減った時は、今でもテンションは下がりますけどね・・・
貯金ゼロから抜け出すには?
貧困生活まではいかないけれど、給料が入って必要な支払いを済ませたら全然残らない状況で貯金残高が0円という人も多いでしょう。
現在、貯金ゼロの人ができる対策をいくつか提案したいと思います。
生活費を節約する
生活費を見直して削れるところを徹底すれば月に数万円は節約できます。
生活コストを見直して節約するための具体的なやり方は↓↓の記事を参考にしてください。
働き方を変える
現在アルバイトやパート、または派遣といった非正規雇用で給料そのものが安すぎて、がんばって働いても常に生活がギリギリという場合は、働き方を変えた方が良いかもしれません。
今すぐには難しくても長期的に考えて、↓↓のような働き方も視野に入れてみてはいかがでしょうか?
お金の使い方に注意する
貯金残高ゼロの状態を立て直すには、節約の他にも収支を可視化して入ってくるお金と出ていくお金の流れを正確に把握する必要があります。
家計簿については賛否がありますが、お金が貯まらない人はつけた方がいいと思います。
とくに出ていくお金には注意してください。
日常生活でお金を支払う時には、
- ほしいものにお金を支払うのか?
- 必要なものにお金を支払いのか?
↑↑の2つを意識してみると良いでしょう。
貯金がある程度溜まるまでは、ほしいものはできるだけ我慢して必要なものだけにお金を使うようにすれば無駄遣いもなくなります。
貯金0円から脱却するには、とにかく支出を必要最低限に押さえる必要があります。
そのためには、「ほしい」よりも「必要」を優先するようにしましょう!
生活費を週ごとに袋分けして管理する
現金主義の人がよくやる生活費の管理方法ですが、生活費を週ごとに袋分けするというものがあります。
やり方は、こんな感じですね↓↓
- 給料が入金されたら生活に必要な金額を引き出す
- 引き出したお金を週ごとに4つの袋に入れて小分けにする
- 小分けにした現金をさらに費目別に分ける
- お金を使う時は各週の袋に入れた金額をオーバーしないようにする
生活費を週ごとに袋分けして管理することよって、1週間に必要な予算が決まっているため、無駄遣いを回避しやすいというわけです。
私は現金主義ではないのでクレジットカードでほとんどの支払いを済ませていますが、現金の方が管理しやすい場合は生活費を袋分けするというのも有効な手段だと思います。
まとめ:いざという時のために貯金は必要!
私たちが生きている現代社会は、いつ何が起こるか予測できない部分も多かったりします。
急にお金が必要になることだってあるでしょう。
いざという時に貯金がまったくない状態だと、場合によっては取り返しのつかない事態に陥る危険も十分考えられます。
突然のリストラや勤務先の倒産、病気などのリスクなんかもありますからね。
預貯金というのは、そんな不測の事態に備える手段でもあります。