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離婚したほうがいい夫婦についてバツイチの私が思うこと

離婚したほうがいい夫婦

夫婦の関係性が悪化してこのまま夫婦生活を続けるべきかどうか悩む既婚者も多いと思います。

私は現在ではバツイチですが、離婚する前には何度も悩みました。

そんな私も最近ではアラフォー世代に突入したということもあり、周囲の知人や友人でも離婚を考えたり、実際に離婚する人が増えているのが現状です。

とはいえ、友人から離婚の相談をされても、私は何かアドバイスをするわけでもなく、基本的には話を聞くだけだったりします。その理由については以前も別の記事で触れましたが・・・。

友達から離婚の相談をされたら? 友達から離婚の相談をされたらどう対処すればいいのか?

知人や友人の離婚相談を受けるようになってから、いろいろと思うことが増えました。

ということで、今回の記事で取り上げるテーマは「離婚したほうがいい夫婦」についてバツイチの私が思うことです。

実際に離婚を考えているけれど、本当に離婚したほうがいいのか悩んでいる場合は、参考にしていただけたら嬉しく思います。

離婚すべき夫婦の特徴とは?

離婚すべき夫婦の特徴

夫婦生活がうまくいかなくなって、いよいよお互いの関係が修復不可能な状態になると、その予兆を知らせるサインがあったりするわけですが・・・

夫婦の終わりのサイン 夫婦関係終わりのサインとは?別れの予兆がある

最終的に離婚がベストな選択となるのは、

  • パートナーとの未来が描けない
  • これ以上、現在の夫婦生活を続けてもお互いが不幸になるだけ
  • 離婚することで前向きに生きていける

↑の条件を満たしているかどうかではないでしょうか?

一度悪化した夫婦関係の修復も試みたけれど、どうにもならない場合ってありますからね。

離婚に至るまでには、↓のような段階があります。

↑の過程を経て、最終手段が離婚という決断です。

つまり、離婚したほうがいい夫婦というのは、このまま夫婦生活を続けても不幸な未来しか想像できず、別れて新たな生活を始めたほうが良い関係にあるといっても良いでしょう。

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一般的に別れるべきだと言われる夫婦関係

人それぞれの事情はともあれ、一般的には↓のような夫婦は離婚するべきだと言われることが多いようです。

  • DV
  • モラハラなどパートナーによる執拗なハラスメント
  • 不倫
  • 借金・浪費癖
  • 依存症
  • 仮面夫婦

↑のようなケースは、実際に家庭崩壊にもつながるため、パートナーと別れたほうが良いと言われるのも理解できます。

  • パートナーとの未来が描けない
  • これ以上、現在の夫婦生活を続けてもお互いが不幸になるだけ
  • 離婚することで前向きに生きていける

いずれも↑の条件を満たしているし、実際に多くの人たちが離婚する原因にもつながりますからね。

しかし、先ほど「人それぞれ事情はともあれ」と書きましたが、条件に当てはまるからといって一概に離婚するべきだとは言い切れません。

たとえ一般的な価値観では離婚するべき関係性でも、人によってはパートナーのサポートが必要だったりする場合もあるというわけです。

では、これらの場合、どこで離婚したほうがいいかどうかを判断するべきなのか?

考えてみたいと思います。

パートナーによるDVは離婚したほうがいい?

DV被害というのは、実際に離婚する理由としても結構多いのではないかと思います。

DVもエスカレートすると本当にヤバいですからね。

肉体的な痛みだけでなく、被害を受けた相手の心にも深い傷をつけてしまいますし、実際にDVがトラウマになってその後の人生に悪影響を及ぼす危険もあります。

このまま一緒に夫婦生活を続けていても、お互いが不幸になるケースがほとんどだと思われます。

離婚するべきかどうかは、DV加害者側に治療の意思があるかどうかがポイントではないでしょうか?

とはいえ、口では何とでも言えますし、DV癖のある人ほど離婚を切り出すと態度を急変させて妙にやさしくなったり、泣きながら謝ってきたりするものです。

相手の言葉や態度に感情が揺さぶられやすく、情に弱い人ほど注意しなければいけません。

どんな理由があっても暴力はNGです!

離婚理由がDVの場合、話し合いが平行線をたどり、なかなか円満に進まないケースも多いでしょう。

調停離婚も考えて水面下で準備を進めておくのもひとつの手です。

離婚調停というと何だか重苦しくて、面倒なイメージもありますが、しっかりとした知識を得て戦略的に臨めば難しく考える必要はありません。

理由がDVであれば、離婚調停も有利な立場で臨むことができるでしょう。

離婚調停を成功させるには戦略は不可欠です。

もし今、パートナーのDVで離婚を考えているけれど何らかの理由で躊躇してしまっているのであれば、離婚調停を検討してもよいでしょう。

「離婚調停といわれても、何から準備すればいいの?」

という方は、弁護士さんに相談すると良いでしょう。

モラハラ夫・妻とは別れるべき?

昨今では、パートナーによる執拗なモラハラが話題になることも増えて、モラハラ夫なんて言葉も日常的に使われています。

こういった夫婦間のハラスメントは、相手に対しての敬意がなかったり、自分が優位に立つことでパートナーを思うようにコントロールしたいといった意図が見え隠れしています。

本人にとっては自覚がなく、決してそんなつもりはなかったり、愛情の裏返し的な感覚だったりする場合もありますが、モラハラを受けた側には遺恨が残りますからね。

我慢の限界に達したら離婚という選択もありかも知れません。

モラハラ体質の人ほど自覚がないものです。

とくに夫婦生活が長くなるほど自分のパートナーに対して遠慮がなくなる傾向が強く、謎の「夫婦なんだから多少のモラハラは許容範囲だろう?」といった歪んだ価値観も生まれやすかったりします。

パートナーが妙に理屈っぽい場合、話し合いも平行線をたどりやすく、どちらが正しいかをただ主張し合うだけで終わってしまうなんてことも…。

この場合、考えなければいけないのはどちらの主張が正しいかではありません。

パートナーの度重なるモラハラ行為に限界を感じているなら、相手に加害者であることを自覚させるよりも、水面下で離婚準備をはじめた方が堅実ではないでしょうか?

もちろん離婚するのであれば、モラハラ被害者側が有利な状態でなければいけません。

しかしモラハラ傾向が強い人間ほど理屈っぽく、自分を正当化する術に長けているので、離婚を進める際は慎重に行動しましょう。

絶対にモラハラ被害者側である自分が有利になるように離婚を進める必要があります。

離婚を進める際に被害者側が不利な状況に陥ると、離婚成立後も苦しい生活を強いられるという悲惨な未来が…。

少しでも離婚を有利に進めたいのであれば、早めに離婚問題に強い弁護士さんに相談しましょう。

パートナーの不倫!離婚するべき?

平穏な夫婦生活を一気にぶち壊す不倫。

つい魔が差してしまうこともあるでしょう。

パートナーの不倫によって一気に愛情が冷めてしまう気持ちもわかります。

私も過去に浮気されたこととかありますし・・・ね😿

パートナーの不倫を理由に離婚するかしないかは、

  • きちんと反省しているか?
  • しっかりと責任を取れるのか?
  • 気持ちはどちらを向いているか?

↑を考慮したうえで、結局のところ相手を許せるかどうかにかかっていると思います。

たしかにきちんと反省して責任を取ろうともせず、言い訳ばかり並べるような相手とは別れたほうがいいかも知れませんね?

とはいえ、「浮気した夫を許すには時間がかかるけど、できるならまた夫婦関係を修復してうまくやっていきたい…」という人もいると思います。

できることなら幸せな夫婦生活を取り戻したいですからね。

私は一応女性なので女性の立場での考えではありますが、もし浮気したパートナーと本気でやり直したいと願うなら、離婚せずに再び幸せな夫婦生活を取り戻す方法はあります。

もしあなたが女性で夫の浮気によって夫婦関係がうまくいっていないのであれば、プロのカウンセラーさんの知識を活用しつつ、サポートを受けてみるのも良いでしょう。

借金や浪費癖のある結婚相手

夫婦生活を継続するにあたって、パートナーによる借金や浪費癖は経済危機にもつながります。

パートナーの借金や浪費によって、実際に家庭が崩壊するケースというのも世の中には多いのではないでしょうか?

お互いが共同生活を送るうえで、金銭感覚の違いって影響も大きいですからね。

ただし、個人的な浪費はともかく、借金については複雑な事情を抱えている場合もあったりします。

たとえば、親の借金を相続していたり、事業に失敗して多大な負債を背負うことになったり、親の介護や病気による治療費だったり・・・。

昨今では、安定した生活が維持できていても、ある日突然、貧困に陥ってしまうこともあったりしますからね。

30代・40代の新型貧困 生活が苦しい40代の現実!新型貧困に陥る危険性とは?

金額にもよりますが、夫婦が協力し合ってともに借金を返済していく意思があるなら、必ずしも離婚したほうがいいとは言い切れません。

依存症に苦しむパートナー

アルコール依存症やギャンブル依存症に苦しむ人も世の中にはたくさんいます。

自分の結婚相手がそういった依存症になってしまうこともあるでしょう。

依存症は、本人はもちろん、家族にとってもつらく苦しいものです。

精神面や健康面もそうですけど、家計が経済的危機に陥る場合もありますからね。

依存症になって「これ以上、家族に迷惑をかけたくない!」という理由で自ら離婚を切り出す人もいるようです。

ただし、依存症を克服するには家族による支えが重要です。

夫婦としてパートナーと一緒に依存症と向き合っていく強い意思があるなら、あえて離婚はしないという選択もありだと思います。

仮面夫婦として夫婦生活を続けるべきか?

離婚したいけど、実際に行動するとなるといろいろと大変ですよね?

本人同士の問題だけでなく、両家も巻き込むことになりますし、子供がいる場合、今すぐに離婚というわけにはいかない事情もあるでしょう。

本当は離婚したいけれど、離婚するといろいろ不都合なことも増えるため、結果的に仮面夫婦として生活している人なんかも世の中にはいたりしますからね。

お互いうまく割り切ることができるなら仮面夫婦という手段もありかも知れませんが、やはりそこには葛藤やストレスが生じるものです。

本音では離婚したいわけですから当然といえば当然でしょう。

仮面夫婦として生活するのであれば、子供が成人するまでとか、経済的に自立できるようになるまでとか、期間を決めたほうがいいとは思いますけどね・・・。

本心とは裏腹にひたすら割り切って耐え続けるだけの夫婦関係も苦しいでしょう。

何も対策せずに意味もなく仮面夫婦を続けるのは、貴重な時間を無駄に浪費し、精神面にも長期的な悪影響を及ぼします。

できることなら、仮面夫婦という現状を少しずつでも改善していく方が健全です。

とくに子供がいる場合は、離婚に踏み切る前に一度は夫婦関係の修復を試みるのが望ましいといえるでしょう。

  •  冷めきった夫婦関係をなんとかしたい
  •  このまま今の状況に耐え続ける人生は嫌だ
  •  身勝手な大人の事情に愛する子供を巻き込んで悲しませたくない

↑のような悩みを抱えながら仮面夫婦を続けているのであれば、一度プロのカウンセラーさんに相談してみることをオススメします。

離婚のメリット・デメリットを把握しておこう!

離婚のメリット・デメリット

置かれている状況にもよりますが、離婚にはメリットもあればデメリットもあります。

人それぞれ状況が異なるため、何がメリット・デメリットかは一概に言えませんが、

  • 財産分与
  • 慰謝料
  • 養育費
  • 離婚後の生活

↑については、きちんと考えておいたほうが良いでしょう。

とくに女性の場合、離婚後の生活は何かと大変ですからね。

離婚後の女性の生活は苦しい? 離婚後の生活は女性にとって厳しい現実を突きつける!

世の中には、離婚後、慰謝料や養育費がまともに支払われていないケースも多々あるようですが、離婚に関する知識を得て、きちんと戦略を立てて臨めば養育費を差し押さえることも可能です。

ちなみに養育費の差し押さえは方法さえ知っていれば主婦でもかんたんにできます。

十分な知識を得て、戦略を立てることができれば、離婚のデメリットはだいたい回避可能です。

財産分与する側、慰謝料・養育費を支払う側であれば、離婚はデメリットが多いかも知れません。

とはいえ、夫婦関係が窮屈で、これ以上縛られたくないのであれば、離婚には自由というメリットがありますからね…。

離婚を切り出す前に自分の置かれている立場で、しっかりとメリット・デメリットを考えましょう。

離婚を決断する前によく考えること

夫婦関係が悪化すると、早く離婚してスッキリしたいと思う人もいると思います。

もちろん、苦しい夫婦生活から解放されたいという気持ちも理解できます。

しかし、一時の感情で離婚を決断するのは危険です。

  • 本当に夫婦関係を修復する余地はないのか?
  • 離婚せずに現在の夫婦生活を続ける先にある未来は?
  • 離婚することで得られるものは?
  • 離婚することで失うものは?
  • 自分はどう生きたいのか?
  • パートナーを頼らずに生きていけるのか?

離婚を決断する前によく考える必要があります。

離婚というのは最終手段ですからね。

自分だけで答えを出すのが難しい場合は、離婚問題に強い専門家に相談するという手段も有効です。

たとえお互いが合意のうえ、離婚を決断したとしても請求できるものはきちんと請求するべきですよね?

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