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仕事にやりがいがあるかどうかを見極める方法はシンプル!

やりがいのある仕事とは?

あなたは現在の仕事にやりがいを感じていますか?

社会人として生きていくためには、働いて生活費を稼ぐ必要があるわけですが、できることなら「やりがいのある仕事に就きたい」と考えたことがある人も多いと思います。

しかし、現実というのはなかなか理想通りにはいかないもので、自分が望んだ仕事には就けない人もたくさんいますよね?

私も就職氷河期世代だったりするので、やりがいのある仕事なんて贅沢なことは言ってられない状況でしたし、学校を卒業してから就職した職場はいずれも自分が望んだ業種ではありませんでした。

現在は社会人からドロップアウトしてしまいましたが、職を転々とする中で周囲にいる人たちから「やりがいのある仕事」という言葉は幾度となく聞いた覚えがあります。

アラフォーとなった現在では「40代女性の仕事の悩みを解消するヒント!」という記事でも書いた通り、与えられた仕事(ライスワーク)には、まったくといっていいほどやりがいを求めるようなことはありません。

ということで、今回はそれでもやりがいのある仕事を見つけたいという人にとって、押さえておくべき重要な考え方について書きます。

ここを理解していない状態で、どんなに「やりがいのある仕事」を一生懸命探そうとしてもおそらく見つからないでしょう。

やりがいのある仕事とは?

働く女性

「あなたにとって、やりがいのある仕事とは何ですか?」

という問いに対してほとんどの人はこのように↓答えるのではないかと思います。

  • 自分が好きな仕事
  • やっていて楽しい仕事
  • 自分の特技を活かせる仕事
  • 人に感謝される仕事
  • 世の中の役に立つ仕事
  • 実績を積んむことで明るい未来につながる仕事
  • やればやるだけお金が稼げる仕事

人それぞれ思い描く理想は違いますが、やりがいのある仕事を探す以前に大事なのは、↓の3つをいかに満たすことができるかなんじゃないかなと私は考えます。

  • 充実感
  • 達成感
  • 自己重要感

いくら自分の思い描いていた仕事に就けたとしても、充実感・達成感・自己重要感がまったく満たされなければ、やりがいなんて幻想で終わってしまうと思うんですよ。

たとえば「やっとの思いで、ずっとやりたかった仕事に就くことができたけど、上司にはどうでもいい雑務ばかり押し付けられるし、機嫌が悪い時は八つ当たりされる。職場の人間関係もドロドロしていて雰囲気も最悪・・・こんなはずじゃなかったのに!」という人も世の中には結構いますからね。

逆に「仕方なく配属された部署だけど、困った時はみんなで助け合って一生懸命働いているし、お客様が喜んでくれた時は本当に嬉しい!最初は嫌だったけど、この仕事にはやりがいがある!」って人がいてもおかしくはないですよね?

これらはいずれも充実感・達成感・自己重要感が満たされているかどうかでほぼ決まるといっても良いでしょう。

だから、いくら好きな仕事や楽しい職場といった理想を追い求めても、はたしてそれが本当にやりがいのある仕事につながるかどうかはやってみないとわからないというのが結論なんですよね。

先に結論が出たということで、ここから先は「やってみないとわからない」を前提に話を進めていきます。

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やりがいのある仕事の見つけ方

やりがいのある仕事以前に重要な3つの要素について書きましたが、これらを基準に自分は何が満たされると喜びを感じるのかを知っておく必要があります。

  • 充実感
  • 達成感
  • 自己重要感

↑の3つの要素を満たすものって、人によって考え方は違いますが、だいたいこんな感じだと思います↓

  • 社会貢献
  • 自己成長
  • 報酬

簡単にひとつずつ説明しましょうか。

社会貢献は、誰かの役に立つことで充実感・達成感・自己重要感が満たされますよね?

自己成長というのは、自分の好きなことや得意なことを極めたり、実績を積んで出世したり、組織の中でトップを目指したりといった感じで、何か目標を持って挑戦することで充実感・達成感・自己重要感が満たされます。

また、報酬が固定給ではなく歩合制など、自分のがんばり次第でいくらでも稼げるような仕事を求めている人は、とにかく大きな金額を稼ぐことで充実感・達成感・自己重要感が満たされることでしょう。

人によってどこで充実感・達成感・自己重要感が満たされるかは違いますが、仕事を探す際に社会貢献・自己成長・報酬の3つに着目することで、何も考えずにただ理想を追い求めている人よりは、やりがいのある仕事が見つかる可能性は高くなるんじゃないかなという話です。

ただし、先ほども書いた通り、あくまでも「やってみないとわからない」が前提ですけどね。

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自己重要感と評価の関係性

ここでひとつ自己重要感について押さえておきたいことがあります。

自己重要感は自分一人で満たすことが困難です。

誰かに必要とされたり、感謝されたり、認められたりすることで自己重要感は満たされます。

なので、自分以外の人から評価される必要があるんですよね。

そういえば、以前このブログでもこんな記事↓を書きましたが・・・

仕事ができても評価されない悔しい人 仕事ができても評価されない人は悔しい思いをするだけ?

仕事ができてもまったく評価されない人というのは、自己重要感が満たされないわけですよ。

たしかに人よりも仕事ができる人であれば、それなりに達成感や充実感は満たされるかもしれません。

しかし、自己重要感がまったく満たされないとなれば、誰ひとり自分を認めてくれないわけですから達成感や充実感が一時的に満たされても、継続的にその仕事にやりがいを感じることは困難です。

自己重要感は周囲や他人の評価によって満たされるということを押さえておきましょう。

誰のために何のために働くのかを明確に!

とくに接客業などをしているとわかりやすいと思うんですけど、たとえばお客さんに商品やサービスを提供して喜んでくれた時、充実感・達成感・自己重要感が満たされて、仕事にやりがいを感じたとしましょう。

この場合、自分は会社に雇われていて、企業が提供する商品やサービスをお客さんに販売しているわけなんですけど、仕事にやりがいを感じる対象はお客さんの喜ぶ姿ですよね?

商品やサービスが売れて会社が儲かることにやりがいを感じるわけではありません。

なので、お客さんのために良い商品やサービスを提供することが仕事のやりがいにつながっているということです。

「誰のために」「何のために」を明確にすることが重要です。

しかし、これが対面による接客ではなくてネット販売だったり、または自分は商品の販売促進が主な仕事だったとすると、情報として商品やサービスの口コミや評判などは入ってくるけど、対面販売と比べるとやはりお客さんとの距離は遠くなりますよね?

この場合、対面でダイレクトにお客さんの笑顔や喜ぶ姿が伝わってくるわけではないので、対面販売の人よりも自己重要感は満たされないかもしれません。

会社の売上に貢献することにやりがいを感じるのであれば、ぜんぜん問題ないと思うんですけどね。

仕事に対してやりがいを感じる対象がお客さんである場合、距離感も重要だということです。

よくアーティストなんかが「ライブの一体感に勝る快感はない」みたいな発言をしますが、これはお客さんとの距離が近いからこそ、レコーディングやテレビ出演、雑誌の取材よりもそこにやりがいを感じるってことなのかもしれませんね?

  • 誰のために
  • 何のために
  • 自分を評価してほしい人(対象)との距離感

↑の3つも頭の片隅に入れておいてください。

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(結論)どんな仕事もやってみないとわからない

どんな仕事もやってみないとわからない

結論は先ほども書いた通り「どんな仕事もやってみないとわからない」ということです。

自分の理想を追い求めて「やりがいのある仕事に就きたい」と思っていても、実際に現場に入ってみないと何もわかりません。

理想と現実のギャップは、必ずと言っていいほど発生しますからね。

運良く自分が思い描いていた仕事に就くことができたとしても、職場で↓のような状況に陥ってしまったら、やりがいどころではありませんよね?

好きな仕事を追い求めよりも、与えられた仕事を一つ一つこなしていくうちに好きになったりもすることもあります。

私の場合は、はじめて仕事にやりがいを覚えたのは高校生の頃の話で、自分がバイトして稼いだお金でほしいものを買ったり、友達と遊んでいる時は充実感・達成感・自己重要感が満たされていたような気がします。

当時のバイトって、たしか地元のコンビニとかだったと思うんですけど、それって別に好きな仕事ではないですからね。

あとは夜の仕事も決して好きで始めたわけじゃないけれど、今思うと当時学んだことは現在でも役に立っていますし、良くも悪くもいろんな人たちと出会えたりして、たしかにやりがいはありましたね。

しかし、就職して社会人になってからは何度か転職も経験しましたが、やりがいどころではありませんでした。

私の場合は社会に出て失ったものの方がたくさんあったように思えます。

ここ何年かは、ライスワークとライフワークを意識し始めて、また少しずつ充実感・達成感・自己重要感が満たされてきているといった感じです。

いずれもやりがいを求めて行き着いた仕事ではありません。

もしかしたら、やりがいのある仕事というのは、目の前の仕事をこなしていくうちに偶然見つかるものなのかもしれませんね?

最初の方でも書いた通り、私は仕事にやりがいを求めないと決めたはずなのに不思議なものです。

ひとつ言えることは、結局やってみた結果そこに行き着いただけの話で、何事もやってみないとわからないということです。

だって、「やりがい」なんてやってもいないのに得られるわけないじゃないですか。

理想ばかり語って行動してないのに、結果だけを求ても当然うまくはいきませんよね?

「やってみないとわからない」って、とてもシンプルな結論です。

もしかしたら「そんな事言われてもやりがいのある仕事なんて見つからないよ!」なんて思うかもしれませんが、それでも問題ありません。

合わせて↓↓の記事を読んでいただくと、その理由がわかるはずです。

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