「どうしても仕事を休みたい!」と思うことって、おそらく誰にでもありますよね?
- 朝起きるのがつらい!このまま寝ていたい
- 仕事に行くのが憂鬱すぎる
- どうしてもやる気が起きない
- 疲れが溜まっていて体力的につらい
- 精神的に落ち込んでいて会社の人に会いたくない
- 欠勤するほどではないけれど軽く体調不良
- 気分的になんとなく会社に行きたくない
↑理由は人それぞれだとは思いますが、朝起きて支度をしなければならない時に「今日は休んじゃおうかな〜どうしようかな…」なんて葛藤したことがある人も多いでしょう。
実は、私も過去にそういった経験はありますし、実際に会社を休んだこともあったりします。
こんなことを言うと、もしかしたら「けしからん!」と憤慨する人もいるかも知れませんね・・・?
しかし、思い切って会社を休むことで、なんとも言い難い朝のモヤモヤした気持ちから解放されて、再びやる気が湧いてきたり、「今日は休んじゃったから、明日からはがんばろう!」という意欲が湧いてくる場合もあったりするわけです。
休みたいタイミングで休めるというのは、本当にリフレッシュできますし、何より気持ちいいですしね。
とはいえ、「本当は休みたいけど、なかなか難しい!」という人も世の中には多いでしょう。
さすがに「今日はやる気が起きないので休みます。」とストレートに上司に伝えるのは気が引けますしね。
しかし、ちょっとしたコツと事前準備で、うまく会社を休むことは可能です。
先ほども書いたとおり理由は人それぞれですが、今回は仕事を休みたい時にうまく休むためのちょっとしたコツについて取り上げていきます。
「本当は仕事を休みたくて仕方ないけど、やっぱり休みづらい」という方は、ぜひ参考にどうぞ!
もくじ
会社を休むための言い訳で一般的な欠勤理由
会社を休みたい時に使われる言い訳で一般的によく使われるものとして↓のようなものが挙げられます。
- 体調不良
- 冠婚葬祭
- 突発的なアクシデント
- 役所などでの手続き
この場合の体調不良というのは、主に仮病で会社を休む場合に使われる言い訳です。
急な発熱や身内の不幸は、会社を休むための言い訳の中でも最も使われているものではないかと思われます。
突発的なアクシデントというのは、たとえば空き巣に入られたとか、事故系の言い訳ですね。
あと子供が急に熱を出したとかもありますね。
また、引っ越したばかりで住所変更の手続きが必要な場合や免許証の再発行、婚姻届の提出などは、役所などの公的機関が土日休みだったりすることが多いため、平日に行うことになります。
しかし、この場合、それほど手続きに時間がかかるわけではないので、半休しか取れない可能性も高いですけどね。
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会社員は建て前ばかり?
会社を休みたい時に使われる言い訳をいくつか挙げてみましたが、いずれも本音ではなく建て前だったりします。
仕事を休む場合だけでなく、辞める時にもこういった言い訳はよく使われますからね。
合わせて、↓の関連記事をお読みいただくと、わかりやすいかと思います。
大人になると、本当に思っていることとは別に周囲の人たちが納得しやすい理由を建て前として用意しなければならない場面に遭遇する機会も増えます。
上司への連絡方法は電話とメールどっちがいい?
理由はどうであれ、会社を休むとなると無断欠勤するわけにもいかないので、上司への連絡が必要です。
会社を休む時の上司への連絡手段には、主に↓のようなものがあります。
- 電話
- メール
- LINE
仕事を休む場合、上司への連絡を電話でするか、メールやLINEでするか、迷う人もいるかも知れません。
電話で会社を休むことを上司に話すとなれば、いろいろ突っ込まれたり、怒られたり、交渉してきたりと煩わしさを感じるのも理解できますが、こういった話は電話で直接するべきだという価値観を持った上司も多いように思えます。
たしかにメールやLINEでの連絡は、便利だったりはしますが、こういった場合の連絡は電話のほうが良いでしょう。
もちろん、上司が電話を好まない人で必要な連絡はメールやLINEのほうが効率的だと考える人もいるので、その辺は相手次第となりますけどね。
一般的には、電話で連絡するのが筋といった感じでしょうか。
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仕事を休む時は上司に何と言って連絡すればいい?
仕事を休みたい時、上司に何と言って連絡すればいいのか?
悩む人も結構いると思いますが、注意することもわりとあって結構気を使うんですよね・・・
まず、ポイントとしてはここに注意しましょう↓
- 一方的に「休みます」とは言わないこと
- 謝罪の言葉を添える
- 明確な欠勤理由が必要
会社を休むことを上司に告げる際には、一方的に「今日は休ませていただきます!」と言うのではなく、「休んでも大丈夫ですか?」といった感じで、相談するような形に持っていった方が話しやすいようです。
また、一言「ご迷惑をおかけすることになって大変申し訳ありませんが・・・」といった謝罪を入れることも大切だったりします。
そして、明確な欠席理由ですね。
現在の自分がどのような状況で、仕事を休まざるを得ないのかを具体的に説明しましょう。
「そんな状況だったら、仕方ないな・・・」と思わせることができれば成功です。
では、ちょっとした事例を挙げてみましょうか?
おはようございます。
●●です。
昨晩から体調を崩して、まだ熱が38.5℃ほどありまして、大変申し訳ございませんが、本日、お休みをいただくことは可能でしょうか?
午前中には病院に行って、今日一日大事を取ろうと思います。
↑の例は、体調不良で会社を休む場合ですが、一方的に「休みます」とは言っていません。
明確な理由を述べた後、謝罪を挟んで相談するような形で伝えています。
最後は、休みを取ってどうするかについても明確にしていますよね?
上司もこの状況で出勤しろとは言い難いと思います。
上司にとっては、もし「ダメだ!休むな!午前中だけでも出勤してくれ!」と38.5°Cの熱がある部下に強要したら、自らパワハラ上司であることを証明することにもつながりますからね。
しかし、建て前とはいえ、ここまでするなら会社に行ってしまった方が楽だったりするかも知れませんよね?
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ズル休みはしない方がいい?
会社を休むにも、建て前が必要だったり、上司や職場の人たちにもいろいろと気をつかったり、何かと面倒なことが多いです。
もし上司も納得してくれて、会社を休むことに成功したとしても・・・
- 自分が休んだ分、他の人の負担が増えるのが心配
- ズル休みが会社にバレたら信用を失う危険
- 処分対象になる可能性
といった不安がつきまといます。
とくに会社が忙しい時期にズル休みすると、罪悪感も生まれますし、気持ち的にもスッキリしないものです。
不安や心配事が増えて精神的にも負担になるくらいなら、下手に休もうなんてせず、会社に行ったほうが良いでしょう。
ただし、ブラック企業で働いていて、精神的にも肉体的にも限界を感じているようでしたら、明らかに会社側に問題があるので、自分の身を守るために休むというのもある意味仕方ないかも知れません。
精神を患ったり、過労死する前に手を打ちましょう。
↓↓
仕事を休むことに罪悪感を覚える人
会社を休みたいけど休めない!休むわけにはいかない!
というのは、一見社会人として責任感が強いように思われますが、実はその裏側には・・・
- 休んだら何を言われるかわからないから怖い
- 休む勇気がない
- 下手に休んで会社での自分の評価に影響しないか心配
といった感情があったりするものです。
また、それと同時に仕事を休むことに対して罪悪感を抱いている人も少なくないのではないでしょうか?
- 仮病や身内の不幸といった嘘をつく罪悪感
- 会社よりも自分の都合を優先する罪悪感
- みんなが働いている時に自分だけ休む罪悪感
罪悪感に苛まれて、仕事を休みたいけど休めないという人は、この世の中には結構いると思います。
仕事を休むことに罪悪感を抱くのであれば、正当な手段で休暇を取ることをお勧めします。
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個人的な理由で会社を休む場合は有給休暇を取るのが正当な手段
当日に休暇を取るのは、事前に手続きが必要なので難しいですが、個人的な理由で会社を休みたいのであれば、有給休暇を取るが一番正当な手段です。
- 旅行に行くから会社を休みたい
- 仕事を一切せずにゆっくりしたいから休みたい
- 遊びたいから会社を休みたい
- 引きこもって映画を観たり、ゲームをしたいから会社を休みたい
- 実家に帰るから会社を休みたい
- 仕事のモチベーションが低下しているから少し休みたい
どんなに個人的な理由でも有給休暇を使えば、堂々と会社を休めます。
有給休暇は労働者に与えられた権利ですからね。
原則として有給休暇を取得する理由を細かく会社に報告する必要もありません。
また、会社が従業員の有給休暇を拒否することは、法律上禁止されています。
しかし、会社側は業務上、やむを得ない場合のみ時季変更を促すことができるようになっているため、有給休暇を取得する際、繁盛期などは避けた方が良いかも知れませんね。
会社側は時季変更を促すことはできても、有給休暇の申し出を拒否することはできません。
労働基準法にもこんな一文が記載されています。
使用者は、前各項の規定による有給休暇を労働者の請求する時季に与えなければならない。ただし、請求された時季に有給休暇を与えることが事業の正常な運営を妨げる場合においては、他の時季にこれを与えることができる。
引用元:労働基準法
↑なんだか小難しい文章ですが、有給休暇の申し出が会社に拒否されるのが心配な場合は、労働基準法を盾に理論武装して交渉するのもアリだとは思いますよ。
それでも一方的に会社が有給休暇の申し出を拒否するのであれば、労働基準監督署に相談してみてはいかがでしょうか?
仕事を休んでもスッキリしない場合
気力の低下や身体の疲れなどは、1日ゆっくり休めば回復することも多かったりします。
しかし、休んでもスッキリしない場合は注意が必要です。
会社を休む前よりもさらに無気力になったり、気分が落ち込んだりすることもありますからね。
もし、休んでもスッキリしない状態が続いたり、無気力になってしまった場合は、ストレスや疲労などによって異常をきたしている可能性も考えられます。
今まではつらい状況でもなんとか気力だけでがんばってきたけれど、会社を休んだ瞬間に急に全身の力が抜けると同時に緊張が解けて、無気力になってしまう人もいるようです。
実は、私も過去にそんな経験があったりします。
このような症状が続くようでしたら、早めに専門家に相談するか、メンタルクリニックで診てもらいましょう。
24時間365日いつでも可能なオンラインカウンセリングが手軽です。
まとめ&結論
「会社を休みたい時にどうやって休めばいいか?」について掘り下げてきましたが、簡潔にまとめるとこんな感じでしょうか。
- 会社を休みたい時は、建て前として体調不良や冠婚葬祭などを理由にすることが多い
- 上司にはメールやLINEよりも電話で直接、会社を休むことを相談した方が良い場合が多い
- ズル休みは罪悪感に苛まれる
- 会社を休むために変に気を遣って煩わしく思うなら、休まない方が気は楽
- 当日欠勤はほぼ無理だけど、私用で会社を休むなら有給休暇が一番確実
- 有給休暇を会社が拒否したら違法行為に該当する場合もある
- あくまで会社ができるのは有給休暇の時季変更の提案であって拒否権は認められない
- 仕事を休んでもスッキリしない場合は注意!
会社を私用で休みたい時の言い訳は、おそらく昔から使い古されているので、わかる人からすれば簡単に見抜けると思います。
一度くらいであれば、大きな問題にはならないかも知れませんが、何度も仮病や身内の不幸を理由に仕事を休めば、信用を失い、社内での評価が低くなるのも当然だと考えた方が良いでしょう。
変に罪悪感を抱いてまで会社を休むのであれば、結局のところ、前もって休む日を決めておいて有給休暇を取得するのが精神的にも一番楽なんですよね。
そして、休んでも気分が落ち込んだり、無気力なままの場合は、精神的な問題があるかも知れないのでご注意ください。
「仕事を休みたい時は休む」というと、やる気のないような印象を受ける人もいると思いますが、なんでもマジメに真っ向から取り組めば、それで良いというわけでもありませんからね。
疲れた時は、思い切って休みを取ってリフレッシュすることも大切です。
それでも会社に行きたくない場合は、一度プロのカウンセラーに相談した方が良いでしょう。
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・2人目を産むタイミングとキャリアについて
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